長浜市長、右足骨折で入院 市役所階段で転倒

3月28日13時9分配信 京都新聞

 滋賀県長浜市は28日、川島信也市長(73)が右足大腿骨を骨折し、27日夜に市立長浜病院に入院したと発表した。入院治療4-6週間の重傷という。
 市によると、川島市長は27日午後5時ごろ、東近江市役所で滋賀県市長会に出席後、同市役所の階段で転び、右太もものつけ根を骨折。来週中に手術を受ける予定。業務の一部は病室で行い、職務代理者は置かない。
 川島市長は、4月2-7日に姉妹都市提携の50周年記念事業でドイツ・アウクスブルクを訪問予定だったが、取りやめた。

火災:産廃処理施設から出火 石油コンビナート地帯騒然川崎 /神奈川

3月23日12時2分配信 毎日新聞

 22日午後2時5分ごろ、川崎市川崎区浮島町の産業廃棄物処理施設「タケエイ 川崎リサイクルセンター」(徳山重男工場長)内から出火。ベルトコンベヤーなどを燃やし、4時間後に鎮火した。けが人はなかった。
 川崎臨港署や市消防局などの調べでは、同工場は鉄筋コンクリート造り約144平方メートルで、各階の床はないが作業用階段が設置され、地上4階、地下1階相当の高さを持つ。この日は工場内のメンテナンス日で、中2階で粉砕器の刃の溶接修理中、火の粉がベルトコンベヤーの地下1階のゴム部に落下し、段ボールなどの産廃ゴミに引火。ベルトコンベヤーが4階部分まで燃え上がったという。
 現場は川崎臨海部の石油コンビナート地帯。同工場敷地内には石油タンクなどはなかったが、黒煙が立ち込め、消防車18台、救急車1台の計19台が出動するなど一時騒然となった。【笈田直樹、中島和哉】

ローカル線万歳!播磨路駆け抜けるJR加古川線

3月15日19時40分配信 産経新聞

 どこか近くでのんびり電車に揺られてみたい-。つかの間の“旅愁”を求め、JR加古川線に乗った。兵庫県南部のほぼ中央を播磨灘へ流れ込む加古川。その中・下流に沿うように伸びる48.5キロの単線軌道は、水量豊かな川にはぐくまれたさまざまな風景を届けてくれる、モダンな「ローカル線」だった。(文・今城敬之)

 JR神戸駅から新快速で約30分。加古川駅の階段を下りると、「ここは出口ではありません」と表示された改札口が現れた。加古川線は無人駅が多い。ICカードでの乗車や、乗り越しの場合はここで先に目的駅までの精算を行うのだ。

 見慣れない中間改札に、それだけでも遠くに来たような気分になったが、階段を上りまたも驚いた。5番ホームの2両編成、西脇市行きは斬新な色合いのラッピング電車。轟々と音が聞こえてきそうな滝が描かれている。西脇市出身の美術家、横尾忠則さんがデザインした4種類のラッピング電車の一つでテーマは「滝の音、電車の音」なのだという。

 電車はワンマン。運転席横には運賃表示板と運賃箱がある。加古川駅を出発した電車は大きくカーブして北へ向かい、住宅街を抜けていく。約10分で昨年3月まで3番ホームに三木鉄道(廃業)が発着していた厄神(やくじん)駅に。

 その後大きく左へカーブし厄神鉄橋へ。太いコンクリート柱に支えられた真ん中の約60メートルの部分だけがトラス橋となっている名物スポットで、JR西日本加古川鉄道部によると、遅くとも大正13年12月の加古川線全通時にはこの形だったという。

 見晴らしの良い鉄橋から加古川の雄大な流れを満喫できる。右岸に渡ると車窓はのどかな田園風景へと変わった。この辺りは酒米の王様、山田錦の産地だ。

 西脇市で谷川行きに乗り換えた。厄神まではおおむね30分に1本、西脇市までは1時間1本だが、ここからは1日9本(土、休日は8本)、1両での運行という、正真正銘のローカル線となる。

 日本へそ公園駅で思わず降りた。短いホームと壁1枚の無人駅はまるで映画のセット。東経135度と北緯35度が交差する「日本のへそ」がある公園内には、これまたユニークな外観のにしわき経緯度地球科学館(愛称テラ・ドーム)があった。2階の巨大な天体望遠鏡をのぞくと昼なのにチカチカ光る星が見えた。係員によると「御者座のカペラで地球からの距離は42光年です」。まさかここで自分が生まれた年の光を見るとは思わなかった。

 約2時間後、ようやく来た次の電車に乗り福知山線との接続駅・谷川へ。車窓を流れる山あいののどかな風景とは似合わぬほどのスピードで、ワンマンカーは軽快に早春の播磨路を駆け抜けた。

JRししぶ駅:開業 一日駅長の2児童、元気よく「出発進行」 /福岡

3月15日13時1分配信 毎日新聞

 古賀市の鹿部(ししぶ)土地区画整理事業に合わせて建設していたJR鹿児島線ししぶ駅(同市美明)が14日、開業した。一日駅長の市立古賀西小学校1年の児島健太君(7)と清原萌々さん(7)が出発の合図をして見送った。
 市内では古賀、千鳥駅に次いで3カ所目。グレーを基調に木目を取り入れた鉄骨づくりの橋上駅。古賀-福工大前駅(東区)間にあり、1日上下162本(普通)が停車する。JR九州は1日当たり4000人の乗降客を見込んでいる。
 ししぶ駅はJR九州が設置する営業駅ではなく、鹿部土地区画整理組合など4団体でつくる鹿部新駅建設促進期成会の請願による新設。駅舎建設費は約5億8300万円。うち約5億2500万円を期成会と地元企業が負担した。
 市は、駅舎と東西の駅前広場を結ぶ自由通路(エレベーター2基と階段)の他、駅前広場にバスやタクシー乗り場などを整備した。事業費約5億円。土地区画整理事業の対象は約34・8ヘクタール。830戸の1戸建て住宅を開発しており、約3割が入居済み。
 出発式は2番ホームであった。児島君と清原さんは五所泰幸駅長と一緒に午前11時13分発の門司港行き上り電車に元気よく「出発進行」と言って右手を挙げた。
 開業式には関係者ら約120人が出席。中村隆象市長は「新駅の開業で土地区画整理事業にも弾みがつくと期待している」とあいさつ。新駅建設促進期成会の三好貴一会長は「念願の駅ができた。多くの人に利用してほしい」と話した。【中原剛】
〔福岡都市圏版〕

神谷町に伊ビュッフェレストラン&カフェ-「通し営業」で他店と差別化

3月13日18時1分配信 新橋経済新聞

 不動産と飲食事業を展開する楽人プレジャーズ(福岡市博多区)は2月14日、神谷町にイタリアンビュッフェレストラン&カフェ「Picnic・cafe Mangiamo(ピクニックカフェ・マンジャーモ)」(虎の門5、TEL 03-6402-5146)をオープンした。

 同社は飲食事業において福岡で3店舗を展開してきたが、東京へは初の出店となる。店舗面積は85坪で、席数は35席。1階部分をテークアウト専門スペースに、2階をレストランにした。内装は白を中心にすっきりと明るくまとめ、階段には森と川をテーマにディスプレー。店内には女性客を意識し加湿器や空気清浄機などを設く。

 提供するのは、ビュッフェスタイルのイタリア料理。モーニング(735円)、ランチ(1,260円)、ティータイム(735円)、ディナー(1,680円)と時間を区切り、それぞれでメニュー数や内容を変える。朝は卵料理を中心に約10品、昼はパスタをメーンにサラダ、リゾットなど約20品、午後はケーキやフルーツなどのデザートを中心に約10品、夜は肉料理、パスタ、リゾットなど約20品をそろえる。今後はピザもメニューに加える予定だという。また、全ての時間帯においてパスタ、マフィンなど単品で注文することができるメニューも。ドリンクは生ビール(580円)、ハウスワイン(グラス525円)をはじめとして焼酎、梅酒、カクテルなど50種類を用意する。

 テイクアウトでは、日替わりなどの「ランチボックス」(A~Dの4種、各515円~630円)のほか、サンドイッチなどの軽食を用意。

 担当の青木貴之さんは「通し営業のビュッフェということで既存の飲食店との差別化を図った。オープン以来女性を中心に利用していただいている」と話す。「土地柄でランチが主流だが、ディナーの集客にも力を入れている。お客様の声を積極的に取り入れ、要望に応えていきたい」と意気込みをみせる。

 営業時間は、7時~11時=モーニング、11時~15時=ランチ、15時~17時=ティータイム、17時~24時=ディナー。

踊る松明、参拝者魅了…東大寺二月堂でお水取り

3月12日23時54分配信 読売新聞

 奈良・東大寺二月堂のお水取り(修二会(しゅにえ))は12日、普段の松明(たいまつ)より一回り大きい「籠(かご)松明」(長さ約8メートル、重さ約60キロ)11本が舞台に上がり、勇壮に揺れる炎に約3万1000人の参拝者が見入った。

 鐘の音を合図に、僧11人が順に階段を上り、二月堂へ。先導した童子が、松明を欄干から突き出したり豪快に振り回したりする度に、火の粉が激しく舞った。

 13日未明に本尊・十一面観音に供える香水を井戸からくみ上げる「水取り」が行われ、修二会は15日未明に満行を迎える。

愛荘町フォトコンテスト:一般の部、東近江・林さんが特選 /滋賀

3月11日16時3分配信 毎日新聞

 第3回愛荘町フォトコンテスト(同町愛知川観光協会主催、同町秦荘観光協会共催、毎日新聞愛知川販売所など協賛)の作品審査があり、一般の部で最高の特選に上蚊野(かみがの)古墳公園の朝の様子を撮った林久雄さん(67)=東近江市池之尻町=の「朝光」を選んだ。ファミリー写真の部は優秀賞5点などを決めた。
 「一般」は町内の自然や名所・旧跡、祭礼や風景などを題材にした写真、「ファミリー写真」は身近に隠れた町内の魅力を写した写真が対象。両部で計100点余りの応募があった。
 一般の部は、準特選に、愛荘町愛知川、鈴村栄子さんの「クライマックス」▽兵庫県尼崎市水堂町、上村武男さんの「階段(旧愛知郡役所」の2点。他に特別賞2点、入選10点、佳作4点も決めた。
 ファミリー写真の部は、優秀賞に、彦根市外町、川口裕美さん▽愛荘町中宿、中村芳子さん▽同町市、臼井智恵さん▽同町川久保、青木守代さん▽同町川原、鈴木秀人さんの5人の作品を選び、他に入選5人を決めた。
 6月に近江鉄道愛知川駅で開催する「るーぶるフェスタ」で入賞作品を展示する。【松井圀夫】

アートイベント:色とりどり1300枚、階段にポストカード--甲府駅北口 /山梨

3月10日12時2分配信 毎日新聞

 自由な発想で描いたポストカードを階段に張り付けるアートイベント「夢への階段~足motto!!@RT~」が9日、JR甲府駅北口階段で行われた。
 38段の階段に張られた色とりどりのポストカードは約1300枚。幼児からお年寄りまでが赤、青、黄など9色から1色を選び、絵や詩などを描いた。
 3月9日を美術の記念日にしようと山梨県出身の美術家、開発好明さんが提唱する「Thank you @RTの日」の活動に賛同した山梨大教育人間科学部の井坂健一郎准教授(43)が学生に呼びかけ、有志約15人で実行委員会を組織。1月上旬から準備していた。再開発工事中で閑散とした同駅北口を少しでも明るくしようとこの場所を選んだ。
 井坂准教授は「通る人たちの笑顔が見られてよかった。来年以降も続けたい」と話した。【水脇友輔】

男性、頭を強く打ち死亡 大津 マンションの非常階段付近

3月9日11時59分配信 京都新聞

 9日午前6時ごろ、大津市今堅田2丁目の13階建てマンションの1階非常階段付近で、男性が倒れているのをマンションを訪れていた同市内の女性(55)が見つけ110番した。大津北署員が駆けつけたが、男性は頭を強く打ち死亡していた。
 同署によると、男性は40-60歳。茶色いジャンパーに黒いズボン姿で、茶色の靴をはいていた。同署は身元の確認と死因を調べている。