【こぼれ話】エッフェル塔のらせん階段に7000万円の高値=パリ

11月27日12時46分配信 時事通信

【パリ26日AFP=時事】パリの代表的な名物の一つとなっているエッフェル塔の建造当時のらせん階段の一部が26日、パリのサザビーズでオークションに掛けられ、予想価格の約10倍の55万3000ユーロ(約6800万円)で落札された。
 このらせん階段は高さ約2・7メートルで、1889年の建造時にギュスタブ・エッフェル自身が設計したオリジナルの階段の一部。当時はエレベーターは設置されていなかった。最後は2人の電話入札者の激しい競り合いとなり、米国人の入札者が高値で落札した。
 サザビーズのパリの責任者は、「この階段は単なる『物』ではない。まさにパリの、エッフェル塔の一部であり、夢そのものだ」と講評している。

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