英会話ジオス破産に驚きや不安/県内校

英会話学校大手のジオス(東京)は21日、東京地裁に破産手続きの開始を20日申請したと発表した。負債額は75億円。英会話事業の一部は、経営破(は)綻(たん)した「NOVA」の事業を継承したジー・コミュニケーション(名古屋市)に譲渡する。県内では弘前市、青森市、八戸市に計3校ある。このうち弘前市駅前3丁目の弘前校では入り口のシャッターが降りたまま、階段前には臨時休校のお知らせが張り出されており、来校者は驚きや不安を口にした。
 19日に授業料約70万円を納めたばかりだという同市野田、自営業男性(37)は「教室の存続が分からない以上、だまされたも同然」と怒りをにじませた。来校して破産手続きの申請を知った別の受講生男性(17)は「(休校するとは)思ってもみなかった。好きな学校なので授業は継続してほしい」と戸惑いを見せていた。

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