歩いて体験、明石海峡大橋 参加者募集

3月5日15時40分配信 レスポンス

本四高速は世界最長のつり橋である明石海峡大橋を体験する「明石海峡大橋ブリッジワールド」を開催する。期間は4月2日-11月29日までの木・金・土・日曜日と祝日。

この「ブリッジワールド」では、まず明石海峡大橋について「橋の科学館」で説明を受け、神戸側の橋台から橋桁の中を1km歩いて神戸側の主塔まで行き、主塔エレベータで海上約300mの塔頂に上がる。そして、橋梁技術のすばらしさと大迫力のパノラマを体験するものだ。

参加条件は以下の通り。
・中学生以上の人(中学生は大人の同伴が必要)
・自身で2km以上の歩行ができ、階段の昇降ができる人
・高所および閉所恐怖症でない人
・飲酒していない人

定員は午前の部、午後の部でそれぞれ30人。申し込みはインターネットまたはFAXで行う。先着順で、代表者1人で最大5人まで申し込みができる。集合場所は本四高速舞子ビル1F(「橋の科学館」の隣)。参加費は3000円、中学生は半額の1500円だ。

《レスポンス 山田清志》

世界遺産・姫路城で100以上の落書き見つかる

3月5日1時53分配信 読売新聞

 世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の大天守(国宝)などで、100以上の落書きが見つかった。

 10年以上前の落書きもあるとみられ、管理する姫路市は、目につきにくい場所だったため、これまで、わからなかったという。同市は近く、一般公開している建物内を調査し、復元方法を検討する。

 市が1月、大天守の最上階の柱で落書きを発見、その後、西の丸にある櫓(やぐら)(重要文化財)の階段の裏や窓の戸に「タカユキ ミキ」などの人名や年月日が刃物で彫られたり、ペンで書かれたりしているのを確認した。

 文化財保護法では、重要文化財への落書きは5年以下の懲役か禁固、または30万円以下の罰金となる。

火災報知器設置へ各戸訪問/相模原市

3月4日22時0分配信 カナロコ

 火災時の逃げ遅れなどを防ぐ目的で設置が義務化された住宅用火災警報器について、相模原市消防局は、一戸建て住宅に各戸訪問して設置の必要性を訴えるキャンペーンを始めた。同市によると、六日まで八千戸を訪問する見通し。住民からは「設置場所が分からない」などと質問が上がり、必要な情報が行き渡っていない課題も、浮き彫りとなった。

 住宅用火災警報器は二〇〇六年六月、一戸建てや小規模共同住宅に設置が義務化されたが、一一年五月末まで猶予期間がある。

 昨年六月の国調査によると、市内の推定普及率は13・5%。死者が出た火災で住宅内に警報器が設置されていないケースも続いており、市消防局は「専門知識を持つ市消防局職員が、設置の意義を直接訴えることが必要」と判断。七日までの春季火災予防運動の一環として、各戸訪問を初めて実施した。市によると、県内自治体では川崎市が同様の取り組みを行っている。

 キャンペーンでは、職員が一戸建て住宅を中心に訪問し、チラシを手渡して設置を促した。住民からは「設置場所や個数が分からない」「設置業者を紹介してほしい」という質問が多く、職員はそれぞれ「台所と寝室、そして階段の二階部分の少なくとも計三カ所に一個ずつ必要」「最寄りの業者に頼んでほしい」と説明していた。

 また南消防署の聞き取り調査によると、設置義務化以降の新築家屋の大半が警報器を付けていた一方、既存住宅では設置検討中が多数。検討中の理由としては「猶予期間中だから」「家屋の改装を考えているため」という声が聞かれた。

 市消防局は「いままでの啓発活動で設置義務化の認識は広がっているが、今後は購入の後押しが課題」として、自治会での共同購入などを推進するという。

横浜駅地下街の通り魔事件受け戸部署がパトロール/横浜

3月2日22時0分配信 カナロコ

 横浜駅東口地下街「ポルタ」(横浜駅西区)の階段で女性が刺され負傷した事件を受け、戸部署は二日から、制服警察官による現場周辺のパトロールを始めた。

 平日は交番勤務の署員ら計三十人が二人一組となり、ポルタを中心に警戒。混雑が増す週末や祝日は、六十人に態勢を拡充して行う。防犯カメラに映らない「死角」などに目を配り、同種事件の再発を防ぐ。期限は決めず、当面実施するという。

 同署によると、事件は一日午後零時二十五分ごろ、ポルタから「万里橋」方面の地上に通じる「E階段」で発生した。これまでのところ、目撃者はいないという。

 同署は、犯行現場とみられる踊り場より上に血痕が残っていたことなどから、犯人は地上に出て逃走したとみて、近くの商店の防犯カメラ映像などの分析を進めている。現場で見つかった凶器とみられる果物ナイフの鑑定も行っている。

 情報提供は戸部署電話045(324)0110。

東大寺 お水取り…古都に春を呼ぶ 奈良

3月1日22時15分配信 毎日新聞

 古都に春を呼ぶ奈良・東大寺の修二会(しゅにえ、お水取り)が1日、本行入りした。夜の勤行の始まりを告げる「おたいまつ」が二月堂の舞台の欄干を駆けると、降り注ぐ火の粉を浴びた参拝客から大きな歓声が上がった。

 奈良時代から続く伝統法会(ほうえ)で、今年で1258回目を迎えた。練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11人のこもり僧が天下安泰などを願い、14日の深夜まで勤行を続ける。竹のたいまつは長さ約6メートル。夜空を焦がしながら、階段を上がる僧の足元を照らす。【花澤茂人】