池田屋跡:居酒屋に 幕末風情をそのままに、大階段も再現--中京 /京都

7月7日18時1分配信 毎日新聞

 幕末に起きた新選組最大の事件として知られる「池田屋事件」(1864年)の舞台となった旅館「池田屋」跡(中京区)で8日から居酒屋「海鮮茶屋 池田屋はなの舞」が開店するのを前に6日、関係者向けの内覧会が開かれた。
 居酒屋チェーンのチムニー(東京都)が経営。事件の十数年後に廃業した旅館の跡地にある空きビルを改装した。店内には映画やドラマで登場する「階段落ち」をイメージした高さ8メートルの大階段も再現。近藤勇や土方歳三ら隊士の写真や切り絵、新選組を題材にした東映映画のポスターなどがあり、幕末の風情も楽しめる。
 内覧会では、同社の和泉学社長が「地元の人に愛され、シンボル店の一つにしていきたい」とあいさつ。新選組がテーマの映画に出演した俳優の栗塚旭さん(72)は「お店をきっかけに若い人が歴史に興味を持ってもらえれば」と話していた。
 午前11時~午後2時はランチもあり、夜の営業は同4時からで、月~木曜日と祝日、日曜は午前0時、金・土曜日と祝前日は翌日の午前3時まで。【小川信】

大阪のパチンコ店火災 防犯カメラに不審男 隣接ビル、携行缶放置

7月6日15時56分配信 産経新聞

 大阪市此花区四貫島のパチンコ店「CROSS-ニコニコ」が放火され、4人が死亡、19人が重軽傷を負った事件で、出火直前の店内の防犯カメラ映像にバケツで液体をまき散らす男が写っていたことが6日、捜査関係者への取材でわかった。目撃者の証言では直後に炎が激しく噴き上がっていたことが判明。気化したガソリンに引火し、爆発的な燃焼が起こる「爆燃現象」が起きた可能性があり、此花署捜査本部などは同日午前から現場検証するとともに、カメラ映像を解析し男の特定を進める。総務省消防庁や労働基準監督署も職員を派遣、現場の状況を確認した。

 一方、パチンコ店の東に隣接する雑居ビル1階の階段付近で、少量のガソリンが残った赤い鉄製の携行缶が放置されていたことも判明。現場から南東約800メートルの此花区内のホームセンターで5日午後、携行缶とバケツ、マッチの購入記録も残っていた。捜査本部は男がガソリンを携行缶に入れて現場付近に持ち込み、バケツに移し替えた可能性があるとみてホームセンターの防犯カメラ映像も調べている。

 捜査関係者によると、男は細身。目撃証言では30歳前後で黒いTシャツを着た茶髪の男という情報もある。パチンコ店の防犯カメラの映像には火をつけた様子も写っていたという。

 男は店の南東側出入り口から無言で押し入り、持ってきた青いバケツに入っていた可燃性の液体をまいた瞬間、火柱があがり、炎が一気に広がった。出火後約20分という短時間で鎮圧されたものの、パチンコ店443平方メートルがほぼ全焼し、23人もの死傷者を出した状況から、爆発的な燃焼が起こった疑いが強いことが判明。ガソリンのような揮発性の高い引火性ガスが密室に充満して着火すると起こりやすい「爆燃現象」の可能性があるという。

 また、男は液体をまき散らした後、火を付けた棒状のものを投げ込んだという目撃証言もあることも分かった。常連客の男がこの日、負けてパチンコ台をたたき、店員とトラブルになったとの情報もあり、捜査本部が当時の状況の確認を急いでいる。

【新・関西笑談】スーパーモデルはなにわ育ち(1)

7月6日15時56分配信 産経新聞

 □モデル、タレント AHN MIKA(アン・ミカ)さん

 ■母がかけてくれた「4つの魔法」

 最近よくテレビで見かけるものすごい美人が気になっていた。抜群のプロポーションに黒髪の「アジアン・ビューティー」。きれいな声から繰り出されるバリバリの大阪弁。気さくで快活な話しぶり。パリコレにも参加したトップモデルでタレントのアン・ミカさんに、モデルになるまでの苦労話や現在の活動について聞いた。(聞き手 杉山みどり)

 --いきなりですが、バリバリの大阪弁ですね

 アン 自分では標準語をしゃべってるつもりなんですが、みんなからは「あんたのは、丁寧な大阪弁しゃべってるだけや」っていわれます(笑)。

 --外見とのギャップがステキです。さて本題に入りますが、モデルになるきっかけは

 アン 母の影響が大きかったですね。母は韓国から日本に来て日本語を勉強して、化粧品会社の美容部員をしていたんですが、その関係で「所作」を教えていまして。立ち居振る舞いの美しさということからヘアメークまで、今でいうプロデュースやレクチャーの仕事をしていました。

 --ビューティーに関するお仕事ですね

 アン はい。で、私が3歳のときのこと。階段から落ちてけがをして、笑うと上唇が少しめくれる癖が残ってしまったんです。これがコンプレックスになって、人前で笑えなくなって…。そんな私を、母が励ましてくれたんです。

 --どのように?

 アン 「ミカちゃんは手足が長いからモデルになれるわよ」と。そして、きれいになるための4つの魔法を教えてくれました。

 --4つの魔法、ですか

 アン 1つめは「おへその下に力を入れて姿勢をよくする」。おなかに力を入れてひっこめると、悪い姿勢になろうとしても、なれないんです。

 --(実際に試してみて)ほんとだ。猫背になろうとしても、おなかが痛くてなれません

 アン 2つめは「相手の目を見て話す」。たまに視線をそらしていろんなところを見て、相手を気遣うことも大事よ、と。

 --3つめは?

 アン 「口角を上げる」。笑うと唇がめくれる癖があったので、口端の筋肉を鍛えて、きれいに笑えるよう練習しました。すると、相手の目を見てほほ笑むこともできるようになって。自然、上体が起きますから肺も広がり、声が前に出るようになりました。

 --確かに、うつむくと声がこもってしまいます

 アン そして4つめは「相手に聞き取りやすい声とテンポで話す」。私、いつも小さな声で早口だったんですが、これも克服できて、「ミカちゃん、やっぱりモデルになれるわ」って。こんな風に励まされ続けて、もうそのころから「モデルになる!」と思っていました。「なりたい」ではなく「なるんだ」と。

                   ◇

【プロフィル】AHN MIKA

 アン・ミカ 大阪府出身。府立住吉高校卒。1993年にパリコレに初参加。トップモデルとして海外と日本の往復の生活をつづける。現在、モデル業のほか、テレビ、ラジオなどでタレントとしても活躍。2002年4月から約1年間、韓国・延世大に留学し韓国語も堪能。09年度「韓国観光名誉広報大使」に。アロマアドバイザーの資格を持ち、社会奉仕活動にも貢献している。

米独立記念日に「自由の女神」頭部の展望台が再公開

7月5日19時9分配信 CNN.co.jp

ニューヨーク(CNN) 米独立記念日の4日、ニューヨーク・リバティ島にある「自由の女神」像の頭部展望台が再公開され、国立公園局のレンジャー隊員がガイドを務める中、見学者30人が展望台に上った。

自由の女神像の頭部展望台は2001年9月11日の米同時多発テロ以降、公開が中止されていた。

約8年ぶりの再公開に先立ち、ニューヨーク市のブルームバーグ市長とニューヨーク州のパターソン知事、ニュージャージー州のコーザイン知事が、サラザール内務長官とともに式典に出席。再公開を祝福した。

サラザール内務長官は、「再び、自由の女神像の頭部へと上がれるようになった。そこから見るニューヨーク湾の眺めは、多くの先人達が初めて新世界を見て、自由の空気を吸い込んだ時と同じ風景だ」と再公開を歓迎した。

再公開後は1度に上がれる見学者の数を10人に制限し、安全に留意するため国立公園局のレンジャー隊員がガイドを務める。見学者は二重らせんの階段を徒歩で上がる。

また、今後2年間は見学可能だが、その後は再度閉鎖して安全面と警備面で恒久的な対策を取るための工事に取り掛かる。

自由の女神像は米国独立100周年を記念してフランスから寄贈されたもの。以前は自由に見学が可能だったが、米同時多発テロ発生によりテロの標的になる恐れがあるとしてリバティ島への上陸そのものが禁止された。その後、台座部分の内部見学は制限付きで再開していた。

「明花さん待ってたよ」 車いす少女、笑顔で初登校 奈良の中学

7月3日16時0分配信 産経新聞

 障害のため車いす生活を送り、地元の奈良県下市町立下市中学校への入学を拒否されていた谷口明花(めいか)さん(12)=同町阿知賀=が3日、初登校した。谷口さんは教師らに迎えられ、希望に胸をふくらませていた。

 同町教委は、同中学校内は階段が多く、車いすでの移動は危険として入学を断っていた。谷口さんと両親は入学許可を求めて奈良地裁に提訴。同地裁が仮の入学許可を義務づける決定を下したのを受け、同町教委が就学を認めた。

 母親の美保さん(45)とともに同中学校の通用口に現れた谷口さんは、出迎えた教師らに「待っていたよ」と声をかけられ、笑顔で校内へ。臨時の全校集会では約200人の生徒を前に、「よろしくお願いします」とあいさつし、さっそくオリエンテーションを受けた。

 同中学校は受け入れに当たり、特別支援学級を谷口さん専用に増設し、教師1人を増員。補充学習を進めながら、ほかのクラスとの交流学習も行う。階段は職員が背負い、別の職員が車いすを提げながら後ろから支えて昇降するという。↓ 同町教委は、谷口さんの就学を認める一方で、地裁決定を不服として大阪高裁に即時抗告しており、今後については「裁判結果を踏まえ協議していく」としている。

「山の町」重慶市で暴雨、階段を流れ下る雨水に市民は?

7月1日10時28分配信 サーチナ

 重慶市は29日、市内全域が暴雨に見舞われ、今年の増水期に入って以来、最大規模の降雨量を記録した。「山城」と呼ばれ坂道や階段が多い重慶。大量の雨水が階段を流れる中、市民はサンダルをはいて仕事に向かっていた。

 重慶市の一部地区では27日以降、強い雨が続いており、万州、開県、大足など七つの区県で暴雨による被害が確認されている。これらの地域に暮らす人は19万6500人で、これまでに1人が行方不明となっている。(CNSPHOTO)

<火災>アパート全焼、避難女性がショック死 横浜

7月1日12時46分配信 毎日新聞

 1日午前5時半ごろ、横浜市南区六ツ川のアパート「やよい荘」1階の無職、尾花光洋さん(66)方から出火、木造2階建て約160平方メートルを全焼した。2階に住む無職、田巻(たまき)はま子さん(88)が避難する際に階段で転倒、病院に運ばれたが大動脈瘤(りゅう)破裂で間もなく死亡した。尾花さんら2人も手などに軽いやけど。

 神奈川県警南署によると、アパートは6部屋あり、全員が65歳以上の独居高齢者。田巻さんは病院に到着後、容体が急変したといい、火災によるショックで大動脈瘤が破裂したとみられる。尾花さんは「石油ストーブに火を付けた際、洗濯物に燃え移った」と話しており、同署は失火とみて詳しい出火原因を調べている。【川端智子】