御堂筋線の駅で男性死亡 現場に向かう消防の車両が事故

7日午前6時25分ごろ、大阪市阿倍野区昭和町1丁目の市営地下鉄御堂筋線昭和町駅で、男性が線路わきに倒れているのを、停車中の、なかもず発千里中央行き電車の車掌が見つけた。男性は全身を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。この事故で御堂筋線は約50分にわたり全線で運転を見合わせ、約4万人に影響した。

 阿倍野署などによると、死亡したのは同区内の男性(78)とみられる。倒れていたのは、ホーム最後尾にある線路に下りる業務用の階段の先だった。同電車の運転士は男性の姿を目撃していないという。同署は、男性が地下鉄にはねられたとみて調べている。

 この事故で現場に向かっていた阿倍野消防署の救助車両が同日午前6時35分ごろ、現場近くの府道交差点でUターンしようとして後続のミニバイクと接触、ミニバイクを運転していた同市東成区の女性看護師(24)が両足に軽傷を負った。

小田急線伊勢原駅構内に観光案内所オープン、特産品や土産品販売も/神奈川

 観光客の利便性を図る「伊勢原駅観光案内所」が1日、小田急線伊勢原駅自由通路北口階段にオープンした。案内業務とともに特産品や土産品の販売も行う。

 開所式には長塚幾子伊勢原市長や市商工会関係者など約30人が参加。長塚市長が「新しい伊勢原の『顔』づくりがさらに一歩進んだ」とあいさつし、中台和子市議会議長らとテープカットを行った。案内所入り口には、市森林組合が寄贈したスギの間伐材を利用した看板(縦120センチ、幅50センチ)が設置された。

 同案内所は面積約31平方メートルで、観光案内や交通アクセスの紹介などのほか、大山こま、きゃらぶき、菓子など市内の特産品や土産物など26品目を販売する。市職員2人が常駐、年中無休で午前9時から午後5時まで営業する。

 同市内には年間180万人の観光客が訪れている。行楽シーズンには駅構内に臨時の案内所を設け、案内のほか観光パンフレットを置いていた。しかし、パンフレットが不足することなどもあり、案内所の設置要望が出されていた。