家の中を安全にする工夫

YOMIURI ONLINE

こんな場所に「滑り止め」を

 ふとした時に、普段は意識しなかった家の危険箇所に気づく場合があります。

 例えばそれは、家の中の滑りやすい場所です。

 実は、一週間ほど前に浴室で足を滑らせてしまいました。

 幸い、頭や腰などを打たずに済んだものの、使いなれた場所でもこんなことがあるのかと、ちょっとばかりショックでした。

 そんなわけで今回は、家の中をより安全にするための「滑り止め」の工夫をメインにお話しすることにしましょう。

 まずは、私がヒヤッとした浴室です。
(あたり前ですが)衣服で保護していない分、滑った時のダメージも大きいので特に注意が必要です。

 とりあえず、お風呂内はヌルヌル状態のままにせず、きちんと水分を取り、洗い場の床に「滑り止めシート」を貼ることにしました。

 浴槽がステンレスの場合には、底にも貼っておけば、より安心だと思います。

 また、油断できないのがマット類で足を滑らせること。

 洗面所だけでなく、キッチンや玄関マットの下にも滑り止めシートを敷けば、ズレの防止にもなります。

 ついでに、何度か足を滑らせて踏み外しそうになったことがある階段にも、滑り止めテープを貼ることにしました。

 あまったシートやテープは細かく切って、飾ってあるガラスの花瓶や置物などの底に数か所つけておくと、安定感が増します。

 これらの滑り止めシートやテープは、日用雑貨を扱うお店で買うことができるので、浴室や玄関、階段の雰囲気に合った色やデザインのものを選んでみてください。

 色々な安全用品を見ていたら、家具のコーナー用の保護ゴムや引き出しのロックなど、役立ちそうなものをあれこれ発見、これらも購入して、早速試してみることにしました。

 寛ぎの我が家を、より安全な場所にしていく工夫、あなたも(私のように滑ったりする前に)実行してみてくださいね!

「二寧坂(二年坂)」滑りやすい? 石畳に改修後に苦情

【 2012年08月24日 15時00分 】

京都市東山区の清水寺近くにあり、多くの観光客が訪れる二寧坂の階段で、転倒する人が相次いでいる。京都市が2007年から09年3月にかけて電線地中化工事を行った際、階段をコンクリートから花こう岩に変えたほか、階段の下の勾配も急になり、滑りやすくなったとみられる。地域が改善を要望し、市は道路表面に凹凸加工を施したが、その後も転倒、負傷する人がいるという。

京都市などによると、電線地中化工事以前、二寧坂の階段はコンクリート製で各段の先端部分だけ市電の敷石を使っていた。ステップが斜め下がりで、敷石が滑り止めになっていたが、美観に配慮して全て花こう岩にしたところ、滑りやすくなった。

また、階段1段の幅は約80センチで、最下段のみ約2メートルだったのを、「幅が異なるとつまずく」との判断から、最下段を取ったため、階段の下に急勾配の坂ができてしまったという。

地元商店主らでつくる「古都に燃える会」の島田典一会長(54)は「工事直後から滑りやすくなって危ないと感じ、市に対策を要望してきた」と話す。

京都市によると、昨年5月に「滑った、と苦情が来ている」との通報2件、さらに、転倒による負傷で市消防局が救急出動する事故が6月に2件、8月に1件発生した。そのため、9月、表面をバーナーで焼く滑り止め対策を施し、階段下に「すべりやすいのでご注意ください 京都市建設局」と張り紙をした。市道路環境整備課は「地中化工事で滑りやすくなったことは事実で、バーナー処理を施す対策をした。気をつけて通行してほしい」としている。

だが、今年1月にも、高齢女性が転倒して頭から血を流し、救急搬送された。島田会長は「今でも滑りやすいという声が出ている。安全のため、元の形に戻してもらうよう求めていきたい」と訴えている。

電線地中化工事後。美しく見せるため階段を全て花こう岩にし、最下段を取ったため、滑りやすくなってしまったという
電線地中化工事後。美しく見せるため階段を全て花こう岩にし、最下段を取ったため、滑りやすくなってしまったという

                                        

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【イタすぎるセレブ達】「お宅の階段で滑ってケガをした!」と、『デス妻』の女優フェリシティ・ホフマン夫妻が訴えられる。

2012年8月18日 15:00

人気ドラマシリーズ『デスパレートな妻たち』のリネット役や、性転換手術を望む男性を主演した映画『トランスアメリカ』などで知られる女優のフェリシティ・ハフマン(49)と、夫で俳優のウィリアム・H・メイシー(62)夫妻が訴えられた。彼らの家の「滑りやすい階段」がヤリ玉に挙がっているというのだが…。

シーズン8を最後に5月、惜しまれながらTV放映が終了した『デス妻』では、良き妻・母で家事もきちんとやるリネット役を好演していたフェリシティ。しかし、実生活で彼女と夫のウィリアムがハリウッドヒルズに構える邸宅の階段は、どうもよく掃除されていなかったようである。

芸能サイト『TMZ』によると、夫妻を訴えたのはローデス・オロスコさんという女性で、夫妻との関係は明らかになっていないが、推測するにどうも邸宅内で何らかの仕事を得て働いていた人物のようだ。オロスコさんは昨年4月、夫妻の自宅の階段で滑って転んでケガをしたとしている。

訴状によると夫妻の家の階段は、「汚くて、よく掃除されていなかった」そして「あるはずの手すりが無かった」そうである。オロスコさんは「階段が汚いのを夫妻は知っていて、それを放置しておいた」「誰かが滑って転ぶのは一目瞭然だった」と主張している。どのようなケガかは分からないが、その階段で彼女は転び「大ケガをした」とのことだ。

オロスコさんは医療費と、ケガによって働けなくなり失ったお給料を補うべく、賠償金として2万5000ドル(約198万円)を支払うよう夫妻に要求している。ハリウッドでも「おしどり夫妻」として知られているフェリシティとウィリアム夫妻だが、階段を掃除しなかったことで、思わぬ訴えを受けてしまったようだ。2人の間にはソフィアちゃん(12)とジョージアちゃん(10)というローティーンの2人の娘もいることであるし、ここはひとつ危なくないようにキレイにしてはいかがだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)