<事故>機動隊員が自主トレで熱中症死 佐賀県警

6月29日19時55分配信 毎日新聞

 佐賀県警は29日、機動隊所属の江口良司巡査(21)が16日の自主トレーニング中に熱中症にかかり、28日夜に死亡したと発表した。死因は熱中症による多臓器不全。機動隊員がトレーニングで死亡したのは、佐賀県警で初めてという。

 同隊によると、江口巡査は16日の勤務終了後の午後5時40分ごろから、同僚ら16人と佐賀市内でジョギングや階段昇降などを始め、約50分後に座り込むように倒れた。当時、江口巡査を含む4人が「耐暑訓練」としてサウナスーツを着ていたという。

 同僚らは体を冷やすなどしながら車で近くの病院に搬送したが、意識不明の重体のまま、転院先の佐賀大医学部付属病院で28日午後9時20分ごろ死亡したという。

 同隊は、トレーニングについて、「隊員として必要な体力を維持するための仕事の一環」としている。森田初彦副隊長は「亡くなられたことを非常に残念に思っている。今後、安全管理に万全を期していきたい」と話している。

 佐賀地方気象台によると、16日は佐賀市の最高気温が31・3度で、同市で今年初の真夏日を観測。江口巡査がトレーニングをしていた午後6時ごろの気温は28・7度、湿度36%だった。【田中韻】

富士山:登下山道調査 旅館組合、来月1日までに除雪 /山梨

6月24日15時1分配信 毎日新聞

 7月1日の富士山の「お山開き」を前に、県や富士吉田市などでつくる富士山安全指導センター運営協議会(会長、堀内茂・富士吉田市長)は23日、登下山道調査を行った。しかし、8合目以上の積雪が多く、構造物の状態の確認ができなかったため、29日に再度調査して山頂までの通行の可否を決めることになった。
 これを受けて山梨県側の山小屋経営者らでつくる富士山吉田口旅館組合(井上洋一組合長)は27~28日に除雪作業を行う。
 県富士・東部建設事務所吉田支所の竹本慎一道路課長は「このままでは7月1日には8合目までしか開通できないのではないか」との見通しを示したが、旅館組合は除雪によって、お山開きの日に登山者が山頂に立てるよう努力する方針だ。
 この日の調査には山梨、静岡両県の行政関係者や山梨県警の約22人が参加した。
 その結果、8合目の山小屋「元祖室」(標高約3250メートル)より上では最大3メートルの積雪を確認し、防護柵の壊れ具合などを確認できなかった。また、5~8合目の登山道では防護柵25カ所、階段20カ所が破損し、大きな浮石が見られた。
 さらに、8合目の山小屋「蓬莱館」(標高約3150メートル)のすぐ上にも約2メートルの残雪があり、下山道が使用できない状態だった。
 同協議会によると、富士山ではここ数年、5~6月に降雪があり、昨年も第1回登下山道調査の後、山小屋経営者らが除雪して7月1日に山頂まで通行可能となった。【田上昇】

<吉瀬美智子>交際順調?に笑顔 キリンMCダノンウォーターズCM発表会

6月23日15時50分配信 毎日新聞

 女優の吉瀬美智子さん(34)が23日、キリンMCダノンウォーターズの新製品「ダノン ボディイズム カルシウムワークス」のCM発表会に登場した。3月に実業家との交際が報道された吉瀬さんは「彼氏とは順調?」という呼びかけに、無言ながらにっこりと笑顔で答えた。

 吉瀬さんは「30歳を過ぎてから健康に気を使うようになりました。食生活や睡眠に気を付けるのはもちろん、撮影が続くときは、サプリメントを飲んだりしてビタミンやカルシウム、水分補給を意識する」と健康美の秘訣(ひけつ)を紹介。新CM「未来階段編」では、高さ5.4メートル、36段の階段を舞台にさまざまな衣装を着た11人の吉瀬さんが登場する。「階段の上り下りでいい運動になりました。足が痛くなりましたけど……」との撮影の裏話も明かした。

 「ダノン ボディイズム カルシウムワークス」は不足しがちなカルシウムの摂取をサポートする健康機能食品。水分を補給しながら、1日当たりのカルシウム目安量の50%(350ミリグラム)が摂取できる。すっきりとしたナチュラルミネラルウオーターベースのレモン味で0キロカロリー。500ミリリットル入り150円で、30日から関東地方で発売。吉瀬さんが出演するCMは発売日から同地域で放送される。CM曲はマイリトルラバーの新曲「ブルースカイ」が起用されている。【松村果奈】

歩道橋の階段長尺シートに滑り止め加工しました。

大阪府某市歩道橋の階段に設置された長尺シートへの滑り止め加工をしました。

長尺シートは防滑性と謳われているものでしたが、やはり縞鋼板やノンスリップグレーチングと同じで靴やタイヤの接地面積が少なくなる分滑るんですよね。

皆様、まやかしの防滑性能に騙されてはいけませんよー。

Dragon Ash、ツアーファイナルに武田真治や持田香織らが登場

6月19日9時51分配信 BARKS

3月より全国ツアー<Dragon Ash Tour FREEDOM~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~>を行なっていたDragon Ashが13日、SHIBUYA-AXにてツアーファイナルを迎えた。

最新アルバム『FREEDOM』を引っ提げて行なわれた今回のツアーの追加公演となるこの日は、アルバムからの楽曲を中心に、本公演では披露されなかったファンにおなじみの楽曲や、ツアー用にリアレンジされた懐かしの曲も披露された。

Dragon Ashのタオルを持ち、Tシャツやタンクトップといった格好で、ライヴで楽しく暴れる気満々の約1,500人のオーディエンスが待つ中、アルバム『FREEDOM』収録曲「Intro」の陽気なラテンサウンドでライヴは幕を開けた。

「Freedom」「Desperado」とラテンロックな楽曲が続き、Kjお得意の「飛び跳ねろ!」の掛け声にオーディエンスがジャンプして応える。この日は武田真治、フリースタイルサッカーユニットMy-B、SBKからSHIGEOとSHUN、さらに持田香織がゲストとして登場した。

最初に登場した武田真治は、アルバム『INDEPENDIENTE』から自身がサックスでフィーチャリング参加している「El Alma」をDragon Ashとともに演奏。ハイブローのサックスを炸裂させた。その後登場した「Velvet Touch」のプロモーションビデオに出演しているフリースタイルサッカーユニットMy-Bは、演奏に合わせてトリッキーなサッカープレイを披露して会場を沸かせ、「Episode6」では盟友SBKのSHIGEOとSHUNが、抜群のマイクパフォーマンスで会場を盛り上げた。

そして、この日最大のサプライズゲスト、持田香織がステージに登場すると、これまでやたら男臭かったステージが一気に華やかに。Kjの希望で実現したフィーチャーリング曲「wipe your eyes」で柔らかな歌声を響かせた。

ライヴではオーディエンスのダイブ魂に火をつける「Fantasista」、まったりモードの「Glory」、夏にピッタリな「Sunset Beach」、Dragon Ashの新たなライヴアンセムになりつつある「Dear Mosh Pit」のほか、「静かな日々の階段を」「La Bamba」といったナンバーも披露され、会場はお祭り騒ぎ状態で盛り上がった。

本編ラストはファンとの絆を歌にした「運命共同体」、アンコールラストは昔からの代表曲「Viva la revolution」を披露してツアーの幕を閉じた。

<Dragon Ash Tour FREEDOM 2009.6.13 3SHIBUYA-AX>
セットリスト
Intro
1.Freedom
2.Desperado
3.Ivory
4.El Alma ※feat.Shinji Takeda
5.Glory
6.Sunset Beach
7.few lights till night
8.静かな日々の階段を
9.Velvet Touch ※リフティング My-B
10.Mixture
11.繋がりSUNSET
12.百合の咲く場所で
13.Dear Mosh Pit
14.La Bamba
15.Episode6 ※feat.SHUN,SHIGEO
16.Fantasista
17.wipe your eyes ※feat.持田香織
18.運命共同体
Outro
≪アンコール≫
1.Let yourself go,Let myself go
2.Bonita
3.Episode 4
4.Smells Like Teen Spirit
5.Iceman
6.Viva la revolution

横浜駅大改造へ意見交換

6月15日23時0分配信 カナロコ

 横浜駅周辺の大規模なまちづくりを目指す「横浜駅周辺大改造計画」について考えるシンポジウムが14日、横浜駅東口の新都市ホールで開かれた。横浜市が主催し、神奈川新聞社などが後援。市民や学生ら約560人が参加した。

 前半は、同計画づくり委員会委員長の小林重敬東京都市大教授がコーディネーターとなってパネルディスカッション。

 「横浜駅からみなとみらい21地区へと続く都心軸として、まちづくりを考えてもらいたい」(松谷春敏国土交通省大臣官房技術審議官)、「(体力などが)一番弱い者を基準にして使いやすい駅にしてほしい。各鉄道の行き先の光景を横浜駅の階段に描くと癒やしの空間になる」(作家・山崎洋子さん)、「横浜駅はこれまで地下1階レベルの整備をしてきたが、これからはデッキ階を整備して回遊性や防災性を持たせることが必要」(林康雄JR東日本常務)など、多様な意見が出された。

 後半は市内の大学が参加した「大学生トークセッション」。横浜国立大、関東学院大、横浜商科大、フェリス女学院大、神奈川大の学生が、バリアフリーや効率的な空間利用などの観点から意見を発表していた。

オスマン・サンコン、母介護でホームヘルパー2級取得

6月12日13時24分配信 産経新聞

 タレントのオスマン・サンコンさん(60)は、平成13年にホームヘルパー2級を取得し、ボランティアに励んでいる。介護を学んだのは、遠いアフリカにいた母の「遠距離介護」のため。電話や帰省で親を支える遠距離介護には、側にいられない罪悪感や容体把握の難しさなど悩みが多いもの。毎日、電話で母の血圧を確かめた。そんな日々を母との思い出とともに語った。(文 寺田理恵)

 僕は年寄りを起こさないで、パジャマをチェンジできますよ。本人の力を利用してね。介護は、力じゃないからね。呼吸なんですよ。相手は人だから、尊敬してね。

 介護を勉強したのは、母のためです。僕は兄弟22人の12番目。お母さんが3人いて、第1夫人の長男です。36年前、大使館をオープンするために日本に来て、その後ワシントンに転勤になって、10年も国に帰らなかった。親不孝をしたのに、お母さんは「国の仕事に必要とされているから行きなさい」と言ってくれた。

 帰国して外務省に勤めた後、また日本ギニア友好協会の広報官として日本へ来ました。お母さんのことはギニアにいる姉たちに任せきりだから、毎年プレゼントを買って帰ります。ギニアにいるのは1~2週間。お母さんは小さいのに、僕をひざの上に抱っこしてくれました。

 お母さんは息子の足を治せなかったことを、ずっと抱えていました。僕は3級の障害者手帳を持っています。高校2年のとき、サッカーで骨折したのがもとで、右足が不自由です。お母さんは毎晩、僕の足が治るようにと、もんでくれた。その手のぬくもりは今も感じます。

               □ ■ □

 母に何か恩返しができるんじゃないかと、血圧測定器と体温計、ノートをギニアに送って、毎日電話して、「今日いくつだった」と数値を聞きました。高血圧だったんです。

 毎年、母に会いに行くために、日本で1年頑張っていました。母は帰るたび、だんだん年をとっていく。友達が特別養護老人ホームの苑長(施設長)でね、彼に「お母さんと同じ年齢、症状の人がいるから勉強したら」と勧められ、ヘルパー2級の資格を取りました。1年かかったけど実習を全部やった。入浴介助もしました。

 ギニアへは電話して、介護するの。毎日、食事のメニューや血圧を聞いて。ギニアにはお風呂がなくてシャワーを使うけれど、日本のおじいさん、おばあさんが笑顔になるのは、お風呂に入っているとき。だから、ギニアの家にお風呂を造って、「血行をよくするために入りなさい」と勧めました。

               □ ■ □

 母が亡くなったのは2005年12月です。階段で転んでから歩かなくなりました。ご飯を食べなくなって体重がどんどん減って、寝たきりになりました。ある日、50年使った指輪を抜いて、形見にくれました。それが僕との最後のやりとり。2カ月後に会ったときは、もう僕の顔も分からなかった。アフリカの平均寿命よりずっと長く生きて、86歳で亡くなりました。介護を勉強してよかったなと思いましたよ。後悔はしていない。

 日本全国の老人ホームで、そういう話をします。講演会のついでに、ボランティアでね。一人一人、自分の母だと思いながら握手します。母もこういう手だった、同じ手だと思いながら。母に出会ったと思うことで僕も慰められています。

                   ◇

【プロフィル】オスマン・サンコン

 おすまん・さんこん 昭和24年3月、西アフリカ・ギニア生まれ。47年外交官として来日し、8年間滞在。59年に外務省を休職して再来日し、バラエティー番組「笑っていいとも!」(フジテレビ系)出演をきっかけに人気者に。現在は講演活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティアに励む。ホームヘルパー2級の資格を持つ。

アジサイ開花、海と共演/鎌倉

6月9日22時0分配信 カナロコ

 鎌倉7切り通しの一つ「極楽寺切り通し」に位置する「成就院」(鎌倉市極楽寺)で、アジサイが咲き始めた。眼下に由比ガ浜海岸を望む参道には多くの参拝客が詰め掛け、花と海の共演を楽しんでいた。

 成就院は鎌倉幕府3代執権・北条泰時が創建した。

 アジサイは、40年ほど前に参道の修復時に100株ほどを植えたのが始まり。10年ほど前に、般若心経の文字数と同じ262株に増やした。現在は8部咲きほどで、今週末にも見ごろを迎えるという。

 参道の階段は煩悩の数と同じ108段。原照雄名誉住職は「般若心経の数と同じきれいな花をめでてもらうことで、身も心も清められるのではなかろうか」と話している。

 問い合わせは、成就院0467(22)3401へ。

「駅ナカビジネス」で増収へ 京都市 地下鉄四条駅を改修

6月6日9時19分配信 京都新聞

 京都市は、国の追加経済対策で盛り込まれた交付金を活用し、地下鉄烏丸線の四条駅(下京区)をリニューアルする。改札フロアで店舗用のスペースを広げ、「駅ナカビジネス」の増収につなげる。1981年の烏丸線開業以来、四条駅の大規模改修は初めて。
 四条駅の1日あたりの利用客は約8万8000人で、市営地下鉄では京都駅に次いで多い。阪急烏丸駅と接続している改札フロアでは、駅ナカビジネスとして既にパン店とジューススタンドが出店しているが、改札機から最も近いホームへ通じる階段まで通路が約40メートルもあり、有効活用されていないスペースが残っている。
 改修ではこのフロアの改札機を南側へ移して階段側へ近づけ、店舗用のスペースを確保する。今秋までに具体的な計画を策定し、本年度内に工事を始める。テナントも募集していく。
 改修費は、国の補正予算で京都市に配分される地域活性化・経済危機対策臨時交付金約22億円の中から数億円を充てる。市交通局は策定中の経営健全化計画案で、駅ナカビジネスの収入を2013年度までに年間5億円とする目標を掲げている。08年度は前年度比で2倍近い約1億円の収入が見込まれており、「今後も利用客の多い駅を中心に積極的に店舗を増やしたい」としている。

「旅行福祉士」各地で養成 重度障害者に観光の喜び

6月6日8時18分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 体の不自由な人たちが旅をする際に手助けをする「トラベルボランティア」が注目されている。視覚障害者や歩行困難な人だけでなく、排泄(はいせつ)の介助が必要な重度の障害者を受け入れる団体や、新人研修に取り入れる企業も出てきた。

 未明の東京・築地市場。1本200万円以上するマグロの仲買人による威勢のよい掛け声が響く。競りを見に集まった観光客の中には、車いすの男女と介助者も。排泄の手助けなどが必要な重度障害者の旅の介助をこなす「旅行福祉士」養成講座の参加者たちだ。

 「高齢になり体が不自由になっても、いつでもどこへでも旅ができるようにしたい」とNPO法人(特定非営利活動法人)「ジャパン・トラベルボランティア・ネットワーク」(東京都多摩市)のおそどまさこ理事長が主催する。

 講座では築地市場や、三社祭でにぎわう東京・浅草周辺をボランティアが実際に介助しながら観光。人込みの中でどうやって危険を回避するかや、階段などで特殊なベルトを使って車いすの人を運ぶ方法を学んだ。

 おそど理事長は「旅は介護保険の適用対象外。全国に旅行福祉士のネットワークを広げれば、家族の付き添いがなくても気軽に旅行でき、自立支援にも役立つ」と訴える。

 大手旅行会社も、トラベルボランティアの養成に力を入れる。顧客の7割が50歳以上の「クラブツーリズム」(東京都新宿区)では、旅先での入浴介助やコミュニケーションの取り方などを学ぶ「旅行支援者養成講座」を2006年に開講。講座の卒業生ら約300人がトラベルボランティアに登録している。

 「ネッツトヨタ南国」(高知市)では2000年から、研修中の新入社員がクラブツーリズム主催の「視覚障害者と四国88カ所霊場をめぐるお遍路」にボランティアとして参加している。

 同社はトヨタ自動車が全国290の販売店を対象にした顧客満足度調査で10年連続日本一に。採用担当の結城貴暁さん(32)は「介助だけでなく人とのつながりや感謝を学んだことが接客や職場での助け合いに生かされている」と話している。