<プレスリリース>パナソニック電工、「オートエコ調光付ツインPa」を発売

1月27日17時3分配信 毎日新聞

 パナソニック電工は、業界で初めて(※1)センサで常に(※2)部屋の明るさを検知し、自動制御により快適な明るさを保つ、省エネ性能に優れた住宅用照明器具「オートエコ調光付ツインPa」を3月1日より発売します。

 家事をする方や仕事、勉強を自宅で行うなど、日中家に滞在することの多い家庭のうち約85%の方が昼間も部屋の明かりを点灯させることがあると回答されています(当社調べ)。

 そこで当社では、器具本体に設置した「明るさセンサ」が部屋の明るさを常に(※2)検知し、外光の明るさに合わせ自動で照明の明るさを調整する「オートエコ調光機能」を住宅用照明器具「ツインPa」に搭載。外が明るい昼間にはきめ細かく照度を抑えるなど、操作の手間をかけずに主に昼間の消費電力を約60%(※3)節約できます。

 住宅用照明器具「ツインPa」シリーズは1997年より発売を始め、高い省エネ性能と快適性が市場で受け入れられ、2007年には累計販売台数1000万台を突破。部屋の雰囲気に合わせ、玄関から階段、居間やダイニングとトータルコーディネートいただける幅広いデザイン展開に加え、高付加価値製品も各種取り揃え、計約600品番品揃えしています。

 当社は住宅用照明器具「ツインPa」シリーズをはじめ、省エネ性の高い「エコ商品」(※4)の販売構成比における割合を2012年度までに70%まで引き上げ、家庭における「あかりのエコアイディア」を推進します。

(※1)2009年1月26日発売現在 住宅用照明器具(シーリングライト)において(当社調べ)

(※2)1回/秒 センシング

(※3)当社一般安定器タイプ20形×4灯(84W)2台を100%点灯とし、オートエコ調光機能付ツインPa100形をオートエコ調光状態で点灯した場合の比較(オートエコ調光の初期設定はツインPa〈100%点灯〉の明るさを基準とする)

 電気代:電力料金目安単価22円/kWh(税込)で算出 点灯時間:7時~19時までの12時間

(※4)【エコ商品】ツインPa、パルックボール照明器具、LED照明器具、FreePa、ブライトフェイス

◎商品概要

▼製品名

 住宅用照明器具<オートエコ調光付ツインPa>

▼品番

 3品種6品番

▼光源

 ツインパルックプレミア蛍光灯(100形、85形)

▼希望小売価格(税込)

 61,950円~66,150円

▼発売日

 2009年3月1日

▼販売目標

 12,000台/年(2009年度 シリーズ全体)

◎主な特長

(1)業界初「オートエコ調光機能」が外光を常に検知しながら照明器具を自動調光

(2)ツインパルックプレミア蛍光灯搭載で、業界最長(※5)約8年間交換不要(※6)

(※5)高周波点灯専用環形及び二重環形蛍光ランプにおいて 2009年1月26日現在(当社調べ)

(※6)1日5.5時間使用時の年間2000時間で計算

◎開発背景

 近年、地球温暖化防止への関心が高まる中で、家庭における消費電力量が多い「照明」は特にエコ製品への注目が集まっています。これらを背景に最近では、電球形蛍光灯などCO2排出量や電気代削減に効果のある製品の販売が伸長。照明器具の省エネ化に対する消費者からの期待がうかがえます。今回、外光に合わせ器具の明るさを自動調光する機能を搭載することで、「ツインPa」の省エネ性をさらに高め、ご家庭の省エネ化に貢献します。

■問い合わせ先■パナソニック電工
 TEL:06-6908-1131

※発表日 2009年1月26日

以 上

<プレスリリース>花王、「クイックルワイパーハンディ 伸び縮みタイプ」を発売

1月27日17時3分配信 毎日新聞

 花王(社長・尾崎元規)は、2009年4月4日、「クイックルワイパーハンディ」シリーズから、『クイックルワイパーハンディ 伸び縮みタイプ』を新発売いたします。

1.発売のねらい

 ホコリをくるっとひとふき瞬間キャッチする『クイックルワイパーハンディ』は、2006年11月発売以来、おそうじ道具にも“ワクワク楽しい”をご提案し、多くのお客様から高いご支持を頂いております。

 この度、高いところや奥など、手の届かないところもラクに楽しくお掃除したいというニーズにお応えすべく、「クイックルワイパーハンディ」シリーズより、『クイックルワイパーハンディ 伸び縮みタイプ』を新発売いたします。柄が自由自在に伸び縮みするので、手元のホコリのみならず、手の届かない高い場所やすきまの奥のホコリまで瞬間キャッチ!ひとつの道具で、家中のいろいろな場所をラクな姿勢でお掃除できるユニバーサルデザインです。

 花王「クイックルワイパー」シリーズは、これからも、幅広い年代に新しいおそうじ習慣をご提案し、清潔で気持ちよいくらしの実現に貢献してまいります。

2.商品名/内容/価格

 クイックルワイパーハンディ 伸び縮みタイプ/本品1本

※メーカー希望小売価格は設定いたしません。

3.発売日/地域

 2009年4月4日/全国

4.商品特長

 気になるポイントに合わせて、先端が曲がり、柄を自由自在に伸び縮みできます。手元から、手の届かない高い所、すき間の奥、家具の脚まわりまで、ひとつの道具で、ラクな姿勢でおそうじできます。

※家具と家具のすき間・カーテンレール・階段・部屋のスミなどにも便利です。

▼柄の部分は、最短46cmから最長95cmまで伸び縮みします。

 お好みの長さで止められますので、手元から遠いところまで、使いやすい長さでどこでも自由自在におそうじできます。

▼ボタン操作ひとつで先端が3段階に曲がります。

 見えない所にも確実にフィットし、ホコリをしっかりキャッチします。

▼折りたためばたったの25.5cm。使いやすい身近な場所にコンパクトに収納できます。

▼吸着性の高い<ふわふわキャッチャー>は、立体起毛構造でボリュームたっぷり。

 360°全面で、花粉・ホコリ・微細なハウスダストまでみるみるキャッチし、逃しません。

【クイックルワイパーハンディ シリーズ】

※取り替え用ふわふわキャッチャーは、既存のクイックルワイパーハンディおよび、伸び縮みタイプのどちらにもお使い頂けます。

■問い合わせ先■花王
 消費者相談室
 TEL:03-5630-5020

※発表日 2009年1月26日

以 上

スクランブル:暖か~い灯油、家まで配達 大助かり、地域で高齢者支える /広島

1月27日17時1分配信 毎日新聞

 ◇中区の高齢者生協
 寒さが厳しい中、暖房器具に必要な灯油を配達する業者が減り、困っている高齢者が増えている。灯油を購入して家まで運ぶのは、足腰の弱った人には大きな負担。不採算を理由に配達を取りやめる業者に代わって、灯油配達をする市民グループも出てきた。【大沢瑞季】
 「こんにちは、灯油持ってきました」。ひろしま高齢者生協が運営する「支えあいセンターやよい会」(中区基町)の徳永孝雄さん(77)が、18リットルの灯油タンクを持って訪れる。「ご苦労様です、ありがとう」。基町の広島市営住宅に住む田盛智生さん(54)は、認知症の父徳保さん(83)と二人暮らし。父の世話で、灯油を買う時間の余裕がない。
 18リットルの灯油タンクを二つ持てば、ずしりと腰にくる。徳永さん自身も高齢者だが、時には5階まで階段を上って届ける。
 同会は07年12月、基町の空き店舗に、住民から集めた古着や野菜を安く売る店を開いた。同年から灯油の配達を始め、今年は1タンク1800円(灯油代込み)。12~3月の間、依頼は約90回。ほとんどは一人暮らしか老老介護の世帯だ。
 安佐南区長束3の栗原真理子さん(74)も、同会に配達を頼んでいる。一人暮らしで腰とひざが悪く、自分で灯油を運べない。人づてに会の存在を知った。「私以外にも困っている人はたくさんいると思う。寒さに震える年寄りが出てはいけない」と話す。
 ガソリンスタンドや農協などが配達する地区もあるが、サービスのない地区も多い。配達している業者を高齢者が探し出すのも一苦労だ。基町では、以前は米屋が配達をしていたが、従業員の高齢化や採算面などの理由でやめている。
 橋本賢理事長(80)は「最初はお年寄りが灯油に困っているだろうと思って始めたが、今ではもう一つの大切な役割がある」と話す。それは安否確認だ。
 一人暮らしの高齢者は、孤独死の可能性も高い。配達時には声かけや雑談を大事にする。ひやりとしたこともあった。昨年2月、高齢の男性宅を朝10時に訪れても応答がない。夕方、翌日も同じ。管理人と一緒に鍵を開けると、体調の急変で入院していた。橋本理事長は「配達は一つの手段。高齢化が進む今、地域で高齢者を支え、見守りをしていかないといけない」と言う。

日本ハウズとリロ、5月から本格始動 入居者向けサービス全国展開

1月23日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 マンション管理大手の日本ハウズイング(東京都新宿区)は、昨年10月に資本・業務提携した福利厚生代行サービス最大手のリロ・ホールディング(同)との協業を今年5月から本格始動する。

 日本ハウズがマンション入居者向けに提供中の福利厚生サービスの委託先を5月からリログループに全面的に切り替える。これに伴い、リロと同業のベネフィット・ワン(東京都渋谷区)のグループ会社による現行のサービスを打ち切り、ベネ・ワン側との提携も解消する。

 日本ハウズは2007年4月に人材派遣大手パソナ系のベネ・ワングループとプレステージ・インターナショナル(同千代田区)の2社と提携し、1戸につき月額315円でベネ・ワングループが福利厚生を担当し、プレステージは水回りのトラブルなど緊急事態に24時間対応で駆け付ける業界初の入居者向け一括サービスに乗り出した。

 ◆低料金で順次利用

 現時点で合計4000超のメニューを提供しているが、契約実績は日本ハウズが管理する約7000棟・計約33万戸のうち、首都圏を中心に全体の10%程度にとどまっている。

 今後は福利厚生業務に精通したリロの豊富なノウハウを生かし、メニューの拡充と全国規模での契約拡大につなげる。

 リロは現在、代行先企業の社員に「福利厚生倶楽部」のブランドでショッピングやグルメ、育児、介護、資格取得など日常生活のサービスが最大65%引きで使えるほか、全国各地のレジャー施設割引、慶弔、生活設計支援、トラブル相談など幅広い場面で活用できる計2万以上のメニューを展開している。日本ハウズのマンション入居者も同様に一連のサービスを低料金で順次利用できるようにする。

 プレステージの現行サービスについてもリロと重複する部分が多いため、現状のままでいくか切り替えるかを現在検討中。

 一方、リロでは4月の新年度入り前の異動・転勤シーズンを前に、日本ハウズのマンション入居者の転勤時の留守宅管理やリフォームなどのサービスに先行して取り組み、補完関係を追求する。

 日本ハウズは昨年2月にマンション分譲の原弘産(山口県下関市)から買収提案を受け、TOB(株式公開買い付け)による敵対的買収劇に発展。同6月の日本ハウズの株主総会では原弘産側の提案が否決され、買収劇も決着した。

 同10月には原弘産と違って業務に相乗効果を見込みやすいことなどを理由に、リロとの資本・業務提携で合意。リロは日本ハウズの発行済み株式のうち原弘産や一部創業家の持ち分など27.1%を取得し、筆頭株主となった。同11月から両社共同のプロジェクトチームで共同事業の展開を検討してきた。

 ◆他2社も攻勢強める

 マンション管理業界は、分譲会社(デベロッパー)系や日本ハウズなどの独立系が入り乱れて競争を繰り広げている。従来の廊下や階段、エレベーターなどの共用部分の管理以外にも、各戸室の保守や入居者にいかに有益なサービスを提供できるかどうかで契約先の管理組合側から選別される時代に入っている。日本ハウズとともに大手3社の一翼を担うデベロッパー系の大京アステージ(東京都渋谷区)、東急コミュニティー(同世田谷区)の2社も、昨年末から今年初めにかけて相次いでプレステージと入居者向けサービスで提携するなど攻勢を強めている。

円楽師匠“両手首”骨折する大ケガ…階段で転倒

1月20日16時59分配信 夕刊フジ

 脳梗塞にがんと立て続けに大病に襲われ隠居している落語家の三遊亭円楽(76)が、昨年末に両手首を骨折する大ケガを負っていたことが分かった。

 関係者によると、円楽は昨年12月29日、都内の自宅で、2階から荷物を持って階段で下りていたとき足を踏み外して転倒。背中や頭を強打した。さらにもう1回、同じような転倒を繰り返した。

 この転倒が以前の病気の再発ではないかと心配になり、病院で頭や胸の検査を受けたが、両手の診察は行わなかった。その後も手の腫れがひかないため、翌日改めて病院に行き、骨折が分かったという。

 円楽は両手のひじから先を包帯で固定した姿で民放テレビの取材に応じ、転倒した際「もう、ここで終わりかなと思った」と語った。だが「骨折り損というけれど、別にどうってことないよ」とネタにして笑顔を見せていた。

 円楽は2005年10月に脳梗塞で倒れ、07年2月に「ろれつが回らない」と落語界から引退を宣言した。その後07年11月に胃がん、昨年4月には肺がんの摘出手術を受けた。今年10月には最後の弟子、三遊亭王楽(31)の真打ち昇進を控えているだけに、病魔には負けていられないところだ。

京都駅ビルで恒例「大階段駈け上がり大会」-参加者募集

1月20日12時15分配信 烏丸経済新聞

 京都駅ビル(下京区烏丸通塩小路下ル)の階段171段を駆け上がる恒例のイベント「第12回 大階段駈け上がり大会」の参加者を、KBS京都が募集している。

 1998年から始まり今回で12回目を迎える「大階段駈け上がり大会」は、女性1人と45歳以上1人を含め、全員が18歳以上の4人が1チームとなり、京都駅ビルの大階段171段を駆け上がりタイムを競うイベント。

 開始当初の参加申し込みは約40チームだったが、年々増加し昨年は192チームの申し込みがあった。今回は72チームの参加を募集しているが、「申し込み数はすでに定員を上回っている」(同局担当者の古塚幸一郎さん)という。応募者は「自衛官、消防士、スポーツインストラクター、配送業などの体力自慢の方や、教員や職場での仲間内など多彩」とも。

 優勝チームへの賞品は未定だが、例年通り南紀勝浦のマグロ1匹を予定している。

 イベントの開催日時は2月21日11時~16時。応募締め切りは今月29日。問い合わせ・参加申し込みは同局(TEL 075-431-7350)まで。

小沢仁志のすご過ぎる伝説!自ら爆弾に近づき、車にひかれる!壮絶役者バカに注目

1月20日5時40分配信 シネマトゥデイ

 哀川翔と並んでVシネの帝王と言われている小沢仁志は、映像の中だけではなく自身もすご過ぎる武勇伝を残している骨太男優。WOWOWでは19日と20日に小沢の出演作特集が組まれるなど今、小沢がアツイ! その小沢の伝説を追ってみた。

 自分のアクションには自分で責任を持つ! という姿勢の小沢。危険なシーンでもスタントを使わないことが多い。爆薬を積んだジープとともに十数メートルのがけから転げ落ちるシーンでは周りの制止を振り切って自ら転げ落ちる……などというのはほんの序の口。

 傾斜45度の階段から本気で転げ落ち、あまりの早さにカメラがついていけないと、なんとその壮絶アクションを8回も繰り返す小沢だったが、さすがに生身の人間。肩の筋肉を断裂して、腕が上がらなくなってしまった。それでも銃を撃つシーンを演じ続けた小沢はピアノ線で腕を吊ってあやつり人形のようになってまで演技を続けたそうだ。

 そんな役者バカ100パーセントの小沢仁志の作品をWOWOWでは特集。小沢自身も自らが渾身の作と語っている3本が一挙公開される。

 『太陽が弾ける日』はフィリピンのスラム街を舞台に、“ジャッピーノ”と呼ばれる両国で差別を受けるフィリピン人と日本人ハーフの3人の壮絶な運命を描いた作品。オールフィリピンロケで、日本では撮影不可能なほどの火薬量を使った迫力満点の銃撃シーンが展開される。寺島進や、遠藤憲一など豪華キャスト陣にも注目だ。

 『悪党ジョーカーVOl.1 最後の切り札』は小沢アニキ演じるジョーカーが、数年前のカジノ襲撃事件で自分を裏切った仲間への復讐(ふくしゅう)を胸に刑務所へ潜り込む……。日本映画の枠には収まらない、痛快なアクションシーンが満載! 日本のバイオレンス・アクション映画界最強の兄弟役者、小沢アニキと小沢和義の演技合戦が楽しめる!

 『悪党ジョーカーVOl.2 現金に体を張れ』は前作に続く「悪党ジョーカー」シリーズ第2弾! 「SCORE」の小沢アニキと室賀厚監督の最強タッグが仕掛ける銃撃戦の数々はさすがの一言。まるで外国のアクション映画を観ているような錯覚に陥るほどの命懸けのアクションスタントは迫力満点。二丁拳銃をワイルドに撃つ小沢アニキの魅力が全開の作品。

 ジョーカーシリーズは小沢がライフワークにしていきたいと語る作品。作品からにじみ出る“オトコ臭”をびしびしと感じとれる骨太の作品だ。

ニュージーランド首相、骨折したまま表彰と握手をこなす

1月19日15時3分配信 ロイター

 [ウェリントン 19日 ロイター] ニュージーランドのジョン・キー首相は17日、階段を数段踏み外し、右腕を骨折した。だが、100人以上の頑丈なラグビー選手たちと握手を終えるまで病院には行かなかった。キー首相が19日、ラジオのインタビューで明かした。
 キー首相は「タッチ・ラグビーNZ」の表彰式に出席した。そこで、120人ほどのかなり大柄なラグビー選手たちと握手をしたが、イベントが終わるころには、あまり良くない状態だと思い、翌日にみてもらったと話した。
 骨折は次の日の18日になってようやく診断された。キー首相は、19日に専門医にみてもらったところ、2カ所骨折した腕を治すのに手術は必要ないと言われたと語った。

大地震時の避難方法を確認/横浜・戸塚で訓練

1月18日14時0分配信 カナロコ

 大地震などの際に避難所となる小学校への避難方法を確かめる訓練が十八日、横浜市戸塚区の市立深谷台小学校で行われた。学区の大半を占める大規模団地、ドリームハイツなどから五百三十人余りが参加、「いざ」への備えを再確認した。

 地元自治会やPTAなどでつくる地域防災拠点運営委員会(市橋一泰委員長)が約十年ぶりに企画した。

 同ハイツは住民の高齢化と単身化が進み、災害時の安否確認や避難が大きな課題。このため県ドリームハイツ自治会は訓練で、居住者の安否確認を各棟の「階段」ごとにきめ細かく実施。その状況を棟ごとに集約し、集会所に開設した災害対策本部に集合してから避難所となる小学校へ歩いた。

 ほかの自治会も、公園や広場など身近な一時避難場所の担当者とトランシーバーで交信したり、負傷者の搬送を想定しリヤカーを活用したりして、”本番”に向けて工夫を凝らした。

 市橋委員長は、参集した住民に対し「自分自身の安全確保や近所との声掛けなど、万が一に備えておいてほしい。そうすることで、助け合いの雰囲気をさらに高めたい」と呼び掛けた。

千葉市芸術文化新人賞:受賞者3人決まる /千葉

1月17日12時1分配信 毎日新聞

 ◇写真家・佐藤さん/ビオラ・高橋さん/声楽家・西村さん
 千葉市は、将来の活躍が期待される若い芸術家を顕彰する「市芸術文化新人賞」の今年度の受賞者を発表した。市の芸術、文化振興活動の一環で、今年で7回目。
 受賞者は、同市稲毛区の写真家、佐藤信太郎さん(39)▽同市美浜区のビオラ奏者、高橋梓さん(24)▽同市若葉区の声楽家、西村悟さん(27)の3人。
 千葉市出身か、市内を拠点に活動するなど、市にゆかりがある個人か団体であることが条件。30件の応募の中から、学識経験者らでつくる選考委員会(委員長・五味文彦放送大学教授)が決定した。
 佐藤さんは昨年、非常階段から見た東京の街を収めた写真集「非常階段東京―TOKYO TWILIGHT ZONE―」(青幻舎刊、3360円)を出版。美的とはいえない雑然とした都会の街並みの中から美をすくい上げる新しい表現スタイルが評価された。
 東京芸大大学院音楽研究科に在籍している高橋さんは、国内外の音楽コンクールで1位を受賞するなど、高い音楽性や安定した演奏技術が評価された。
 同じく同大大学院音楽研究科に在学中の西村さんは、06年に同大定期オペラ「セビリアの理髪師」に主役で出演するなど活躍。歌声に透明感があり、舞台での表現力や音楽性など総合的に優れているとされた。
 授賞式は2月5日に市役所(同市中央区千葉港)で行われる。【柳澤一男】(写真はいずれも千葉市文化振興課提供)