鹿町町:町営住宅、家賃を過徴収 10年半、127世帯2170万円返還へ /長崎

10月25日15時1分配信 毎日新聞

 鹿町町が、過去10年半にわたり、町営住宅の家賃を過徴収していたことが分かった。該当世帯は既に転出済みも含めて127世帯で、過徴収額は計約2170万円。町は遅くとも今年度中に全額返還する方針。
 過徴収となっていたのは「町営山手浦第2住宅」の4棟72戸。98年4月の公営住宅法の改正により、それまで固定額だった家賃が、居住者の収入や住宅面積、利便性などに応じて算出する方式に変更された。住宅面積については、階段やバルコニーなどの共用部分は除外されるが、町は共用部分も含めて算出。本来の家賃より多く徴収していたという。
 鹿町町は「事務的なミスで大変申し訳ない。できるだけ早く過徴収分を返還したい」としている。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕

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