マリンメッセ福岡にサル、シャッター封鎖・捕獲は「あす」

2月24日17時22分配信 読売新聞

 24日午前9時40分頃、マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町)で、サルが正面玄関付近を歩いているのに警備員が気付いた。

 福岡県警博多臨港署員や施設職員が捕獲しようとしたが、サルは施設内に逃げ込んだ。けが人はいないという。

 複数の目撃者によると、ニホンザルとみられ、体長約1メートル。玄関の自動ドアから内側をのぞき込んでいたという。その後、搬入口から施設内へ侵入。同10時10分頃、2階に向かう階段にいたところを、施設職員が階段のシャッターを下ろして閉じこめた。捕獲の準備を整えるなどし、25日午前中に捕獲する。

 大学生を対象にした正午開始の就職説明会には影響はなかったという。

 マリンメッセは、JR博多駅から北西約2・5キロの博多港に面した一角にある。

 動物の生態に詳しい小野勇一・九州大名誉教授は「都会の海の近くに野生のサルが現れるとは考えにくい。ペットのサルが逃げて迷い込んだのではないか」と話している。

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