3月1日22時15分配信 毎日新聞
古都に春を呼ぶ奈良・東大寺の修二会(しゅにえ、お水取り)が1日、本行入りした。夜の勤行の始まりを告げる「おたいまつ」が二月堂の舞台の欄干を駆けると、降り注ぐ火の粉を浴びた参拝客から大きな歓声が上がった。
奈良時代から続く伝統法会(ほうえ)で、今年で1258回目を迎えた。練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11人のこもり僧が天下安泰などを願い、14日の深夜まで勤行を続ける。竹のたいまつは長さ約6メートル。夜空を焦がしながら、階段を上がる僧の足元を照らす。【花澤茂人】