浜松市南区白羽町の砂丘小学校の4年生約50人が13日、同市中区中央の静岡文化芸術大を訪れ、障害の有無にかかわらず利用できるユニバーサルデザイン(UD)について学んだ。
今回の訪問は同小の総合的な学習の一環。3年ほど前から文化芸大を訪問し、教職課程の学生たちから学内にあるUDについて学んでいる。
児童たちは車いすに試乗したり、階段の手すりに張られた点字シールに触れたりして、UDを楽しみながら学んでいた。
久野玲奈さん(10)は「思ったより車いすがふかふかだった。ユニバーサルデザインを勉強できて楽しかった」と笑顔。講師役を務めた国際文化学科1年の岩崎航さん(18)は「UD製品に対する子どもたちの知識がとても深かった」と驚いていた。
(出来田敬司)