マージャン店火災受け、立ち入り検査

17日未明に浜松市でマージャン店が全焼して客4人が亡くなった火災を受け、池田市消防本部は同日、市内に8店舗あるマージャン店への立ち入り検査を実施した。うち4店舗が消防訓練を行っていなかったことが判明し、訓練の徹底を求めた。

 浜松市の火災は放火された疑いがあるため、この日の検査では放火対策を主に聞き取った。防炎加工したじゅうたんやカーテンを使用しているか▽たばこの吸い殻の処理は適切か▽階段に物を置いていないか――などを一つ一つ確認。市内のマージャン店の広さではスプリンクラーの設置義務がないため、唯一の消火設備となる消火器の管理状況を特に念入りに調べた。

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