「天国への階段」とも呼ばれるフィリピン・ルソン島北部の棚田群の保全活動をテーマにした国際シンポジウム「フィリピン イフガオの棚田からのメッセージ~平和と自然をまもる」が28日午後1時半から、神戸市中央区の神戸学院大ポートアイランドキャンパスで開かれる。
神戸ポートアイランドにキャンパスがある神戸学院大、神戸女子大、兵庫医療大、神戸女子短大による「ポーアイ4大学連携推進センター」のポーアイ安全・安心ステーションが主催。
パネリストに、現地のイフガオ大学長や、国立フィリピン大教授を招き、2000年前から代々受け継がれてきた人々の暮らしを通し、平和や自然を見つめ直す。会場では、現地を昨年2月に訪れた神戸学院大防災・社会貢献ユニットの学生たちが撮影した棚田群=写真=も展示される。
参加無料。定員320人。通訳付き。申し込み、問い合わせは同ステーション(078・974・4057)へ。
(2009年11月27日 読売新聞)