鶴見川の女性遺体 住民不安『早く解決を』 発見現場付近 捜査員、遺留品を捜索

横浜市鶴見区の鶴見川で十日午後、袋に入った女性遺体が見つかった事件は、殺人、死体遺棄事件と断定された。横浜水上署捜査本部は遺体が川岸から遺棄されたとみており、周辺住民らは「早く解決してほしい」と不安の声を漏らした。 (水野健太)

 十一日午前十一時半ごろ。雨の降る中、県警の船舶二隻が鶴見川の現場付近に到着。捜査員数人が約一時間半にわたり潜水し、川底に遺留品などがないか捜索した。

 現場周辺は古い住宅や高層マンション、アパートが点在する住宅地。かつては漁師町で、川には釣り船や作業船など約五十隻が係留されている。

 現場脇の川岸には、誰でも階段で堤防を下りて行くことが可能で、岸にはロープが張られているだけ。近くの釣り船店経営の男性(70)は「早朝は釣り船が多数往来するが、夜は人通りが少ない。すぐ前に国道があるので、少々の騒ぎでは、周りの人でも気づかないだろう」と話した。

 遺体を目撃した無職の男性(74)は「水面からあおむけになった人の顔が見えたので、近くを歩いていた男性に通報を頼んだ。びっくりした」と振り返った。

 五十年以上、現場近くに住む主婦並木正子さん(85)は「昔から水死体が見つかったことはあったが、全部、自殺だったと聞いた。こんな事件が起きるとは」と不安げな表情で話した。

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