11月13日15時1分配信 毎日新聞
日本郵政グループの防火訓練が12日、熊本市の同グループ熊本ビルであった。9~15日の秋季全国火災予防運動に合わせたもので、約700人の社員らが参加した。
湯沸かし室から出火したという想定の訓練があり、火災を伝える放送が流れると、社員らは階段を使って迅速に脱出した。
市中央消防署の田尻義浩消防士長が「火災発生時は初期消火、119番、避難誘導の三つをしっかり実施してほしい」と話した。火事の原因では天ぷら油、放火、たばこの三つが多いと説明し、注意を呼び掛けた。
市消防局によると、今年は11日現在で157件の火災が発生し、8人が死亡している。