白良浜海水浴場:寒風吹きすさぶ中、防砂ネットを設置--白浜 /和歌山

11月20日13時3分配信 毎日新聞

 白浜町の白良浜海水浴場で19日、冬の季節風から白砂を守る防砂ネットの設置作業があった=写真。
 外海に面した同海水浴場は冬季、強い北西の風を受ける。このため長さ約600メートルの浜辺の白砂は、数段の階段を埋めるほど風下に吹き寄せられる。
 ネットの長さは1枚30~50メートル、幅1メートル。町職員ら10人がスコップで穴を掘ってくいを打ち込み、15メートル間隔でネットを張り巡らせた。
 県内では18日に木枯らし1号が吹き、同海水浴場にはこの日も強風がうなりを上げ、職員たちは寒さに顔をこわばらせながら作業を急いでいた。ネットは、春の行楽期を迎える3月中旬ごろ撤去される。【吉野茂毅】

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