「もう線路がついてる!」 高架開業控えたKTR福知山駅

12月5日15時0分配信 両丹日日新聞

 高架開業を来年2月末に控え、工事が順調に進む北近畿タンゴ鉄道(KTR)の新しい福知山駅を、地元の昭和小学校4年生約110人が5日午前に見学した。2班に分かれて高架駅ホームに上がり、児童たちは「あ、もう線路がついてる」などと歓声を上げていた。

■昭和小4年生らが見学

 北本町一区の学校から歩いてきた子どもたちは、工事現場に入ると白いヘルメットをかぶり、まず府職員から「駅と線路を上にあげて福知山を元気にする工事です。踏切を無くして渋滞や事故を無くし、街を一つにします」と説明を受けてからホームへ。

 エレベーター、エスカレーターの工事はこれからとあって、子どもたちは56段の階段を歩いて上がった。
 ホームの端からは駅北側のケヤキ通りなどがすぐ近くに見下ろせ、列車が高い所を走るようになることを実感。現場で働いている人の人数などの質問をし「いまは50人が働いていて、多い時には150人ほどが仕事をしています」などと教えてもらっていた。

写真=新しいKTR福知山駅のホームへ上がり、目を見張る子どもたち。背後はJR福知山駅(午前10時すぎ)

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