演劇:県立図書情報館を舞台に壮大な歴史ドラマ 開館3周年を記念し来年2月 /奈良

12月6日17時3分配信 毎日新聞

 ◇参加者、観客も未体験の演劇「ならノれきしデたわむれロ」
 県立図書情報館(奈良市大安寺西1)で来年2月28日、開館3周年を記念した芝居「劇的☆めくるめく図書館―ならノれきしデたわむれロ」が開催される。監修・指導は俳優・演出家で、劇団「カムカムミニキーナ」主宰の松村武さん(38)=大和郡山市出身=が担当。公募で選ばれた人が、同館を舞台に壮大な歴史ドラマを演じる。【花澤茂人】
 同館が「古都奈良」をテーマに毎年開催しているイベント「古都物語」の3回目。県内を中心に公募で集まった約40人の参加者が、松村さんが作った簡単な筋書きに細かなストーリーを肉付けしていく。せりふや配役も、すべて参加者が担当する。参加者らは年齢も職業もさまざま。同館などで練習を重ねている。
 劇は四つのミニドラマとメーンドラマで構成。観客は四つのグループに分けられ、ガイドの案内で歩いて移動しながらすべてのミニドラマを見て、最後は同時にメーンドラマを見る仕組み。中央の吹き抜け大階段が舞台になるという。
 松村さんは「自分でも未体験の演劇で、非常に興奮している」と意気込んでいる。
 公演は正午と午後4時の計2回。各回200人まで。1000円。問い合わせは同館(0742・34・2111)。

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