地下鉄構内で煙、恒常的に乗務員喫煙

15日夕方、東京・港区の地下鉄構内で煙が上がり、一時、運転を見合わせたトラブルで、調査の結果、現場から大量のタバコの吸殻が見つかりました。東京メトロは「数百本よりはるかに多い」ということです。

 地下鉄の折り返し地点。排水口にある白いもの、これは散乱したタバコの吸殻です。これは煙発生直後の現場の写真で、排水口を掘り起こすと、吸殻が積み重なっていたといいます。

 この問題は15日午後6時すぎ、東京港区の東京メトロ「白金高輪駅」付近で白い煙が上がったため、南北線などが一時運転を見合わせ、およそ4万1000人に影響が出たものです。

 煙が出ていたのは、駅のホームから150メートルほど離れた場所で、原因は排水溝に捨てられた大量のタバコでした。

 「乗務員が折返しの時間に階段をおりて、そこでタバコを吸って溝に捨てたと。(溝のフタが)閉っている状態の、そのすき間からタバコを投げ入れた」(東京メトロの会見)

 東京メトロでは、「発見された吸殻の数は数百本よりはるかに多く、数えきれない」とした上で、「複数の乗務員が恒常的に喫煙していた可能性が高い」と説明しています。

 この場所での喫煙は内規違反であることから、東京メトロでは「今後、乗務員らから聞き取り調査をした上で、厳正に対応したい」としています。(16日11:29)

[16日16時11分更新]

TBS NEWSi

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