12月18日10時19分配信 京都新聞
自分たちの学校をきれいにしようと、滋賀県栗東市の栗東西中の生徒たちが清掃隊を結成し、自主的に清掃に取り組んでいる。
7月、校内の掃除が行き届かない個所をきれいにしようと、2年生33人が自主的に集まった。清掃活動を続ける中で、清掃隊「カストーディアル隊」を結成。名前は、東京ディズニーランドで清掃スタッフを「カストーディアル」と呼んでいるのにならった。
隊員は2年生43人に増え、月2回、昼休みに廊下の窓ふきや自転車置き場周辺のごみ拾い、階段の清掃を定期的に続けている。
放課後に学校周辺でごみ拾いも行った。道路には空き缶やペットボトルなど多くのごみが落ちており、隊長の小山裕司君(14)は「たばこの吸い殻が驚くほど落ちていた」と話す。
最近、さらに活動の輪が広がり1年生16人も加わった。生徒会も活動に協力している。副隊長の佐藤拓也君(14)は「これからも、自分たちの手で学校をきれいにしたい」と意気込む。教務主任の柏川とし子教諭は「楽しそうによく頑張ってくれていて感謝している」と話す。