2月12日12時0分配信 NNA
ソウル市が新たな市のシンボルに選んだ「ヘチ」。火災や災いを排するとされる想像の動物で、ヘチ像は古くから市のあちこちに存在したという。ただ、守り神なだけあって表情がやや怖い。市は今年からヘチを商品化してマーケティングを本格化させるそうだが、はたして市民に受け入れられるだろうか。
週末、突然思い立って「ヘチ巡り」をしてみた。復元中の光化門脇の2体の像は有名だが、慶煕宮や景福宮の階段にはのけぞる姿、景福宮の勤政殿の周りの像はそれぞれ表情が違う。自宅近所の映画館の前にも、にこやかな姿で客を迎えるヘチがいた。
普段は気にもしなかったが、意外に多くの像を見かけることができた。「かわいくない」というのが初めて目にした時の率直な感想だったが、いつの間にかヘチに魅了された自分がいた。(れ)