世界遺産・姫路城で100以上の落書き見つかる

3月5日1時53分配信 読売新聞

 世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の大天守(国宝)などで、100以上の落書きが見つかった。

 10年以上前の落書きもあるとみられ、管理する姫路市は、目につきにくい場所だったため、これまで、わからなかったという。同市は近く、一般公開している建物内を調査し、復元方法を検討する。

 市が1月、大天守の最上階の柱で落書きを発見、その後、西の丸にある櫓(やぐら)(重要文化財)の階段の裏や窓の戸に「タカユキ ミキ」などの人名や年月日が刃物で彫られたり、ペンで書かれたりしているのを確認した。

 文化財保護法では、重要文化財への落書きは5年以下の懲役か禁固、または30万円以下の罰金となる。

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