高層ビルで階段マラソン 高松シンボルタワー 香川

6月1日7時59分配信 産経新聞

 四国の最高層ビルの階段を駆け上がる「サンポート・シンボルタワー・ランアップ」が31日、高松市サンポートで開かれ、67歳までの成人男女24人が階段マラソンに挑んだ。高松港周辺の再開発区域「サンポート高松」のオープン5周年記念で香川県が開いた。

 サンポート高松は、宇高連絡船時代に四国の玄関口だった高松港の一部を埋め立てるなどして整備した高松市の新都心。平成16年5月に超高層オフィスビルの「高松シンボルタワー」などが完成し、オープンした。

 階段マラソンは同ビルを使用し、1階から31階(高さ139・2メートル)までの非常階段792段を駆け上がってタイムを競った。参加者は1人ずつ2分ごとにスタート。普段からジョギングなどをしている人が多く、勢いよく階段を駆け上がり始めた。しかし、多くの人は途中でペースダウン。ゴールで倒れ込んでしまったり、酸素吸入を行う人もいたが、全員が“完走”。最高タイムは5分4秒だった。

 最年長参加者の山下谷治さん(67)=高松市牟礼町=は7分5秒でゴールイン。「ビルの中の階段は疲れる。風景は見えず、応援してくれる人もいないし…。6月は九州で開かれる阿蘇カルデラスーパーマラソンの100キロに出場して完走してきたい」と、意気軒高だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA