参拝もバリアフリー 飛騨一之宮水無神社

高山市一之宮町の飛騨一之宮水無神社は、参拝に訪れた高齢者や体の不自由な人が階段に苦労することなく、境内から本殿にスムーズに向かうことができる通路を造った。

 同神社では、境内から本殿へ急な階段が続いている。通路は社殿に合わせた屋根付きの木造で、長さ約30メートル。また、神社駐車場から通路の入り口まで舗装し、車を横付けできるようにもした。

 利用ができるようになった1日には、氏子総代や工事担当者ら約20人が集まり、清め払いをした。神主の牛丸大吾さん(49)は「高齢化や冬は雪も降るので必要だと思う。これからもいろいろな方に参拝に来てほしい」と話していた。

 同神社は正月3が日には県内外から7、8万人の参拝者でにぎわう。

 (並木智子

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