駅のバリアフリー情報提供 年賀寄付で3万冊無料配布

車いす利用者や高齢者らに、駅のエレベーターや多目的トイレの設置状況などのバリアフリー情報を分かりやすく伝えようと、大阪市の特定非営利活動法人(NPO法人)「まちの案内推進ネット」が、大阪の地下鉄133駅の情報を掲載した冊子を作成。このほど計3万冊を特別支援学校などに無料配布した。

 冊子は持ち運びやすいB6判のコンパクトサイズ。1ページに1駅ずつ、構内の階段や通路、出口の様子などを写真や図解で詳しく紹介している。

 同NPO法人は全国9都市721駅の情報を掲載するインターネットのサイト「えきペディア」を運営。冊子は郵便事業会社から年賀はがきの寄付金の助成を受けて作った。2010年度中には横浜の地下鉄など48駅の冊子を、その後も東京など7都市分を順次発行する。

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