大階段の段数は?…宝塚歌劇検定に4500人

宝塚歌劇団が監修した「第1回宝塚歌劇検定」が28日、東京や大阪など3会場で行われ、計約4500人が挑戦した。

 4年後の宝塚歌劇創設100周年に向けファン層を広げようと、初めて実施。受験者の約9割が女性で、大阪府豊中市の大阪大豊中キャンパスでは2、3級を計約1800人が受験。「宝塚大劇場の大階段の段数は?」「今年は宙(そら)組が創設されて何年目?」など、歌劇の歴史や過去の名作に関する60問に、マークシート方式で解答した。

 3級は7割、2級は8割以上の正答率で合格。9月に予定する第2回では2級認定者を対象にした1級も行う。

 奈良県広陵町の主婦、下村ひろみさん(49)は「『ベルサイユのばら』初演以来の熱烈なファン。数字や年号に弱く、自信がない問題もあったが、どうにか合格ラインはクリアできたと思う」と話していた。

(2010年3月29日 読売新聞)

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