YOSHIKI、ロックに目覚めた3枚 「キッス・アライヴ!~地獄の狂獣」

11月17日10時6分配信 産経新聞

 ビジュアル系ロックの元祖といわれ、1990年代に社会現象を巻き起こしたX-JAPAN。3月末の3日間、東京ドームで約10年ぶりの復活公演を行い、世界進出にも意欲を見せる。バンドのリーダー、YOSHIKI(ドラム兼ピアノ奏者)が選んだ3枚は-。

  「生まれて初めて買ったLPは片面がショパンでもう片面がベートーベンというものでした。小学5年まではクラシック音楽しか聞いていませんでしたから…」

 そんな彼がまず挙げたのが米国のバンド、キッスの「キッス・アライヴ!~地獄の狂獣」(75年)。デトロイトでのライブを収録したロック史に残る名盤だ。「これを聞いてロック音楽に目覚めました。化粧を施したハード・ロック・バンドというコンセプトは、われわれも多大な影響を受けました」と語る。

 2枚目は英国のバンド、レッド・ツェッペリンの「レッド・ツェッペリンIV」(71年)。説明不要の名盤。「天国への階段」や「ロックン・ロール」「ブラック・ドッグ」などロック・クラシックス満載の1枚とあって「いま聞いても感動しますね」。

 そして3枚目。「セックス・ピストルズとどっちにしようかな…」と悩んだ末、選んだのが英国のヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・メイデンの「キラーズ」(81年)。「スピーディーなサウンドからホラー映画のようなジャケットに至るまですべてが衝撃的でしたね」(岡田敏一)

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