勝木容疑者「怖くなって捨てた」「エレベーターで運び出した」

12月9日22時55分配信 読売新聞

 千葉県東金市の保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)の死体遺棄事件で、逮捕された同市東上宿、無職勝木(かつき)諒(りょう)容疑者(21)が「ぐったりした幸満ちゃんを見て、怖くなって捨てた」と供述していることが分かった。

 また、捜査幹部によると、勝木容疑者の自宅マンション脇の駐車場で見つかった幸満ちゃんの着衣からは、尿反応が出なかったことも分かった。幸満ちゃんは窒息死したとみられているが、窒息死の場合、失禁することが多い。東金署捜査本部は、幸満ちゃんは、服を脱がされた状態で死亡した可能性が高いとみて、死亡の経緯や状況についても調べを進める。

 勝木容疑者は、「遺体を抱きかかえて(自宅3階から)階段で下りた」と話していたが、「エレベーターに乗って運び出した」などと、供述を変えたことも判明。マンション1階には、表玄関の出入りを記録する防犯カメラが設置されているが、捜査幹部によると、事件があった9月21日は勝木容疑者は映っていないという。

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