1月10日11時59分配信 京都新聞
京都市中京区の西ノ京中で9日、赤ちゃん交流講座があり、2年生168人が、赤ちゃん人形を使って、抱っこやおむつ交換などを体験した。生徒は、ぎこちないながらもそっと抱きかかえ、生命のずっしりとした重みを感じていた。
自分の成長を振り返り、家族や周囲の愛情を確認する機会にしてもらおうと、同中と市じゅらく児童館が企画。8日にも、助産師による妊娠出産や命についての講演があった。
この日は、妊婦の話のほか、8キロの「おなか」の装着体験もあった。生徒は「重たっ」と言いながら、寝ころんだり、階段を上り下りするなど、妊婦の大変さを実感していた。石川陵一君(14)は「寝ころぶのもおなかに気を遣って緊張した。これからは妊婦さんを助けなきゃという気持ちが生まれた」と話していた。