暁参り:百貫しめ縄を夫婦杉に奉納--蔵王・刈田嶺神社 /宮城

1月16日12時1分配信 毎日新聞

 蔵王町宮の刈田嶺神社で14日夜、小正月の伝統行事「暁参り」が行われ、数えで42歳の厄年を迎えた男衆たちが、重さ約375キロの「百貫しめ縄」を神社境内の樹齢500余年というご神木「夫婦杉」に奉納し、無病息災などを祈願した。
 午後7時過ぎ、白装束に鉢巻き姿の男衆たち約25人が「百貫しめ縄」を担いで宮中学校から町内を練り歩いて神社入り口に到着。急な参道階段を「ワッショイ、ワッショイ」と威勢よい掛け声で一気に駆け上がり、夫婦杉に奉納した。
 暁参りは、どんと祭、神楽や百貫しめ縄の奉納など古式豊かに行われる、同神社伝統の小正月行事。【豊田英夫】

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