1月31日16時1分配信 毎日新聞
◇観客スペース3500人に
高知市帯屋町1の中央公園に常設ステージが完成した。中規模程度のイベントでは仮設ステージを設置する必要がなく、利用者の負担を大幅に削減。あずまやなどを撤去したため観客スペースもほぼ倍増した。【近藤諭】
◇あす、記念セレモニー
中央公園は1957年に整備され、85年に地下駐車場ができたのを機に再整備された。
年に50日ほどイベントで利用されているが、仮設ステージを設置する必要があり、費用面の負担が大きいことから地元商店街などから常設ステージ設置の要望があった。
常設ステージは長さ約24メートル、幅が最大10メートル、高さ約70センチ。木目調のモルタル造りで、4段の階段はレンガ調。両側にはスロープを設置している。総工費は1940万円。仮設ステージに比べて最大15メートルほど観客席を広げられるため、収容人員は2000人から3500人に増える。
2月1日には商店街関係者らが参加して完成記念セレモニーが開かれる。