池田屋跡:居酒屋に 幕末風情をそのままに、大階段も再現--中京 /京都

7月7日18時1分配信 毎日新聞

 幕末に起きた新選組最大の事件として知られる「池田屋事件」(1864年)の舞台となった旅館「池田屋」跡(中京区)で8日から居酒屋「海鮮茶屋 池田屋はなの舞」が開店するのを前に6日、関係者向けの内覧会が開かれた。
 居酒屋チェーンのチムニー(東京都)が経営。事件の十数年後に廃業した旅館の跡地にある空きビルを改装した。店内には映画やドラマで登場する「階段落ち」をイメージした高さ8メートルの大階段も再現。近藤勇や土方歳三ら隊士の写真や切り絵、新選組を題材にした東映映画のポスターなどがあり、幕末の風情も楽しめる。
 内覧会では、同社の和泉学社長が「地元の人に愛され、シンボル店の一つにしていきたい」とあいさつ。新選組がテーマの映画に出演した俳優の栗塚旭さん(72)は「お店をきっかけに若い人が歴史に興味を持ってもらえれば」と話していた。
 午前11時~午後2時はランチもあり、夜の営業は同4時からで、月~木曜日と祝日、日曜は午前0時、金・土曜日と祝前日は翌日の午前3時まで。【小川信】

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