父親を中華鍋で殴り包丁でけがをさせたとして、大阪府警大淀署は20日、殺人未遂容疑で大阪市北区長柄東の会社員、合沢昌利容疑者(29)を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は20日午後8時5分ごろ、団地内の自宅で中華鍋で父の会社員、惟就(これなり)さん(54)の頭を10回ほど殴打。さらに包丁を持ち出して惟就さんを追いかけ、「刺すことは覚悟している。おれはかまわへん」などと言って階段でもみ合いとなり、頭や手に軽傷を負わせたとしている。
大淀署によると、合沢容疑者は父親と2人暮らし。部屋を片づけるよう父親に注意されたことに立腹したとみられるという。