県庁舎の階段はメタボ予防へ続く道?

階段を使って、メタボを防ごう――。県は8日、広島市中区の県庁舎で、職員や来庁者に階段を使ってもらうキャンペーンを始めた。9月まで半年続け、効果を調べる。

 2008年から進める「ひろしま健康づくり県民運動」の一環。柱の一つに掲げた「メタボリック予防」に日々取り組んでもらうための試みだ。折り返しの6月ごろには、どれだけの職員が階段に切り替えたのかも調べる。

 県健康増進室が今月3~5日の朝の出勤時、県庁本庁舎1階の正面玄関前にあるエレベーターと階段の利用状況を調査。階段が約200人に対し、エレベーターは約100人だった。1階から最上階の6階まで階段で上ると、体重60キロの人の場合、約10キロカロリーを消費する計算という。「エレベーターの利用が半減すれば大成功」と同室。(錦光山雅子)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA