カルガモ親子今年も登場 東久留米駅

西武線東久留米駅の西口ロータリーの人工池に今年もカルガモ親子がすみついた=写真。生まれた時は12羽いたひなは、26日、散歩の途中で早くも2羽が行方不明に。駅前で客待ちしているタクシー運転手らは休憩用の「小屋」を作って池に浮かべ、パンくずを与えて成長を見守っている。

 運転手らの話では、ひなはロータリー中央の植え込みで卵からかえり、22日ごろ池に移った。26日午前10時ごろ、親子は設置された階段を上って池の外に出て、一段低い車道側へ下りてしまった。ひなは再び段差を越えることができず、居合わせた人たちが捕まえて池に戻した。通行する車を止めて、ちょっとした騒動になったという。

 騒ぎが収まって数えてみると、3羽足りなかった。午後3時ごろ、ロータリーの外周にある植え込みで運転手の1人が1羽を発見、池に戻した。「あと2羽もその辺にいるのかなあ」

 昨年は10羽生まれて、無事育ったのは1羽だけだったという。人工池を管理している市は、ひなが巣立つまで定期清掃の延期を決めた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA