スカート盗撮行為、大阪市職員を逮捕

階段を上る女性のスカートの中を携帯電話で撮影しようとしたとして、大阪府警東成署は9日、府迷惑防止条例違反(卑わいな言動)容疑で、大阪市建設局職員、北村秀規容疑者(30)=同市城東区中浜=を逮捕したと発表した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は8日午後11時40分ごろ、同市東成区の市営地下鉄緑橋駅で、出口の階段を上っていた無職女性(35)のスカートの下に、すれ違いざまにカメラ付きの携帯電話を差し入れたとしている。

 東成署によると、女性の悲鳴に気付いた駅の男性職員(45)が北村容疑者を追いかけ、約50メートル離れた別の出口で転倒したところを取り押さえたという。

御堂筋線の駅で男性死亡 現場に向かう消防の車両が事故

7日午前6時25分ごろ、大阪市阿倍野区昭和町1丁目の市営地下鉄御堂筋線昭和町駅で、男性が線路わきに倒れているのを、停車中の、なかもず発千里中央行き電車の車掌が見つけた。男性は全身を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。この事故で御堂筋線は約50分にわたり全線で運転を見合わせ、約4万人に影響した。

 阿倍野署などによると、死亡したのは同区内の男性(78)とみられる。倒れていたのは、ホーム最後尾にある線路に下りる業務用の階段の先だった。同電車の運転士は男性の姿を目撃していないという。同署は、男性が地下鉄にはねられたとみて調べている。

 この事故で現場に向かっていた阿倍野消防署の救助車両が同日午前6時35分ごろ、現場近くの府道交差点でUターンしようとして後続のミニバイクと接触、ミニバイクを運転していた同市東成区の女性看護師(24)が両足に軽傷を負った。

小田急線伊勢原駅構内に観光案内所オープン、特産品や土産品販売も/神奈川

 観光客の利便性を図る「伊勢原駅観光案内所」が1日、小田急線伊勢原駅自由通路北口階段にオープンした。案内業務とともに特産品や土産品の販売も行う。

 開所式には長塚幾子伊勢原市長や市商工会関係者など約30人が参加。長塚市長が「新しい伊勢原の『顔』づくりがさらに一歩進んだ」とあいさつし、中台和子市議会議長らとテープカットを行った。案内所入り口には、市森林組合が寄贈したスギの間伐材を利用した看板(縦120センチ、幅50センチ)が設置された。

 同案内所は面積約31平方メートルで、観光案内や交通アクセスの紹介などのほか、大山こま、きゃらぶき、菓子など市内の特産品や土産物など26品目を販売する。市職員2人が常駐、年中無休で午前9時から午後5時まで営業する。

 同市内には年間180万人の観光客が訪れている。行楽シーズンには駅構内に臨時の案内所を設け、案内のほか観光パンフレットを置いていた。しかし、パンフレットが不足することなどもあり、案内所の設置要望が出されていた。

熊山遺跡の「ピラミッド」 岡山県赤磐市

 岡山県赤磐市の山上に不思議な石造物がある。江戸時代の古文書にも登場する正真正銘の遺跡だが、その姿はまるで中米マヤ文明の階段状ピラミッド。いつ、誰が、何の目的で築いたのか。学界でも諸説紛々のミステリースポットを訪ねた。(宮武努)

 赤磐市南東部にそびえる熊山(508・6メートル)は、30基を超す謎の石積みが点在する「熊山遺跡」の所在地として、古代史マニアの間ではよく知られている。中でも有名なのが、山頂に築かれた国指定史跡のピラミッド形石造物だ。

 つづら折りの道路を慎重にドライブして山頂近くの駐車場に車をとめると、あとは約500メートルの登山道。樹齢千年近い杉がそびえる天然林をしばらく進むと、突然視界が開け、大小4個の正方形の平たい箱を積み重ねたような遺跡が現れた。

 高さ約4メートル、最下段は一辺約12メートル。よく見ると、最下段は天然の岩盤を石積みで補ったような構造で、上3段は完全な人工の石積み。窓のような横穴もある。これが一体何なのか、素人目には見当もつかない。

 郷土資料によると、江戸時代の多くの書物に、奈良時代の渡来僧鑑真が設けた「戒壇」(僧に戒律を授ける施設)だと記されているという。

 ところが、昭和初期に盗掘された結果、中心部に深さ約2メートルの縦長の空洞が存在し、ロケット形の巨大な陶製容器(高さ約1・6メートル)が秘蔵されていたことが判明。中に奈良時代の作とみられる小壺があったことから、戦後、壺を仏舎利(釈迦の遺骨)容器に見立てて「遺跡の正体は仏塔だ」とする学説が唱えられるようになった。

 だが、高僧墳墓説や修験道遺構説をとる学者もおり、論争は未決着。「邪馬台国女王の墓だ」と主張する郷土史家まで現れる過熱ぶりだが、肝心の小壺は戦時中の盗難で行方不明になったままだという。

 「今でも遠くから遺跡を見に来る古代史マニアが時々いますよ」と地元の男性。心臓部を失った哀れな和製ピラミッドは、マニアのうんちくを聞きながら何を思っているだろうか。

◎楽しむ
 熊山山頂は謎の石造物以外にも見どころがいっぱい。展望台や休憩所からは、児島湾に注ぐ吉井川や岡山市街はもちろん、小豆島や四国の山々まで一望できる。展望台に無料の望遠鏡があるのもうれしい。山頂一帯には杉、モミ、スダジイ、ヤブニッケイが茂り、熊山奥吉原郷土自然保護地域に指定されていて、ふもとから歩いて登る登山客も多い。熊山神社、猿田彦神社など史跡も豊富だ。

◎出会う
 熊山遺跡の正体を徹底的に調べたい人は岡山市の県立図書館(086・224・1286)に足を伸ばそう。「吉備考古86号」「熊山遺跡」「熊山町史」「吉永町史」などの郷土資料に発掘記録や学説が収録されている。遺跡から出た小壺は失われてしまったが、巨大な陶製容器は散逸を免れ、現在は天理大学付属天理参考館(奈良県天理市、0743・63・8414)が所蔵。入館料400円で見学できる。火曜休館。

◎名物
 熊山のふもとに広がる赤磐市熊山地区の特産物は黒豆。実盛忠義さん(48)が経営する同市沢原の熊山農産物直売センターでも、袋詰めされた黒豆のほか、黒豆を使った甘納豆(1袋500円)、パン菓子(同320円)、いり豆(同320円)などが人気を集めている。いずれも地元産の黒豆を直売センターで加工した商品だ。営業時間は午前9時~午後5時半。年始以外は無休。電話086・995・9500

◎味わう
 熊山地区に近い岡山市東区瀬戸町万富のキリンビアパーク岡山では、無料でビール工場の見学ができる。巨大な仕込み釜や缶詰め機に驚いた後は、試飲も楽しめる。電話予約(086・953・2525)が必要。敷地内のレストラン「キリン一番館」(086・953・1121)は、ビーフシチューのセット(1300円)など、ビールによく合う料理と自家製パンが自慢。ともに月曜、第3火曜、年末年始が休み。

 ■アクセス 山陽自動車道山陽インターから約1時間で熊山山頂近くの駐車場。ここから登山道を約10分。あるいは、JR山陽線熊山駅から登山道を約2時間半。

福田衣里子議員事務所 鎌を持った男立てこもる

長崎県警諫早署は28日、民主党の福田衣里子衆院議員(29)(長崎2区)が総支部長を務める党の選挙区事務所に侵入したなどとして、同県諫早市山川町、無職山本洋一容疑者(33)を建造物侵入や銃刀法違反などの容疑で現行犯逮捕した。

 発表によると、山本容疑者は同日午後5時25分頃、鎌(刃渡り23センチ)を持って同市にある同事務所2階のガラスを破って侵入。外壁に設置された「民主党」の看板をペンキで白く塗りつぶすなどした疑い。

 外階段から2階に上がっており、女性事務員が通報。署員が駆け付けた時は、2階入り口に机などをバリケードのように並べていた。約15分間説得し身柄を確保した。「民主党が好かんやった」と供述しているという。事務所には福田氏らがいたが、けが人はなかった。

(2010年5月29日 読売新聞)

オーナー制で活路探る 野洲の「魚のゆりかご水田」

琵琶湖の魚の生態系を守る稲作りをしている野洲市の「須原魚のゆりかご水田協議会」が、水田のオーナー制を昨年から始め、湖の環境保全と魅力ある農業経営の両立を目指している。今春は企業と大口契約を初めて結び、オーナー田が拡大。農家は「農業支援が社会貢献につながると企業に認められるよう努めたい」と意気込んでいる。

 オーナー制は、有機農法や減農薬の稲作りをしている農家が販路拡大のために取り入れている。協議会は、水田が生態系の保全に役立つ点をアピールし、オーナー制を導入。1区画100平方メートル当たり管理委託料を含む3万円を契約者からもらい、コメ30キロを提供し、田植えから稲刈りまでの農業体験会や自然観察会を開く。

 昨年は家族ら個人による契約が5区画だった。今年は、団体企業の福利厚生事業の代行をする大阪市内の会社が16区画を契約し、個人契約の2区画と合わせ計18区画に増えた。この会社は会員向けの農業体験イベントに水田を活用する。担当者は「まだ知られていない稲作で面白いと判断し、契約を決めた。参加者には自然と食を見直すきっかけになれば」と話す。

 協議会の堀彰男代表(61)は「企業が関心を示してくれたことは大きな前進。環境に配慮しながら、地域を活性化できる農業経営を目指したい」と語った。

 (林勝)

 【魚のゆりかご水田】 琵琶湖の生態系を守るため、フナやナマズ、コイなど在来魚が卵を産み、稚魚が育つ場所として水田を活用する。魚が水田と湖を行き交うように水路に階段状の魚道をつくり、除草剤や化学肥料の使用も抑える。2006年に始まり、水質保全にも役立ち、県と国が経費を補助。昨年までに21カ所、計111ヘクタールの水田で実施された。

カルガモ親子今年も登場 東久留米駅

西武線東久留米駅の西口ロータリーの人工池に今年もカルガモ親子がすみついた=写真。生まれた時は12羽いたひなは、26日、散歩の途中で早くも2羽が行方不明に。駅前で客待ちしているタクシー運転手らは休憩用の「小屋」を作って池に浮かべ、パンくずを与えて成長を見守っている。

 運転手らの話では、ひなはロータリー中央の植え込みで卵からかえり、22日ごろ池に移った。26日午前10時ごろ、親子は設置された階段を上って池の外に出て、一段低い車道側へ下りてしまった。ひなは再び段差を越えることができず、居合わせた人たちが捕まえて池に戻した。通行する車を止めて、ちょっとした騒動になったという。

 騒ぎが収まって数えてみると、3羽足りなかった。午後3時ごろ、ロータリーの外周にある植え込みで運転手の1人が1羽を発見、池に戻した。「あと2羽もその辺にいるのかなあ」

 昨年は10羽生まれて、無事育ったのは1羽だけだったという。人工池を管理している市は、ひなが巣立つまで定期清掃の延期を決めた。

600万円入りの金庫盗まれる/綾瀬

25日午前6時40分ごろ、綾瀬市深谷上8丁目にある段ボール搬送会社の社長(68)=東京都葛飾区=から、「金庫が盗まれた」と110番通報があった。大和署によると、同社の事務所にあった金庫には現金約600万円が入っており、窃盗事件とみて捜査している。

  同署によると、金庫は縦横が50センチで、高さ75センチ、重さは約70キロ。入っていた現金は、この日に社員に支払う予定の給与などだったという。

  同社の事務所は、別の商社=同中央区=の段ボール工場の2階にあり、24日午後6時半ごろに最後に退社した社員が施錠していた。だが、事務所と隣接する更衣室は無施錠で、事務所との間の壁が破られていたことから、同署は犯人がここから侵入したとみている。

  工場北側の2階には外階段が付いた非常口があり、内側から鍵が開けられていた。また、工場の周りのフェンスがこの外階段付近だけ大きくへこんでいたことから、犯人は2階にある非常口から出て、金庫を投げ落とし、逃走した可能性があるという。

役員、元社員を暴行し死なす…容疑で広島県警逮捕

元社員を暴行して死亡させ、社員2人に事実を隠すため口裏を合わせるようそそのかしたなどとして、広島県警三原署は24日、同県三原市皆実、人材派遣会社役員吉田昇一容疑者(47)を傷害致死と犯人隠避教唆の疑いで、社員2人を犯人隠避の疑いでそれぞれ逮捕した。

 発表によると、吉田容疑者は元社員の玉井義文さん(当時46歳)と社員2人の計4人でアパートで生活。4月15日、自室で玉井さんに暴行を加えて死亡させ、社員2人に「階段から落ちたことにしよう」と口裏合わせするよう要求。社員2人は駆けつけた消防署員に虚偽の供述をした疑い。

 同署は、玉井さんの腹に不審なあざが複数あったため捜査していた。

(2010年5月25日 読売新聞)

「宝塚の大ゴリラ」ヅカボーイ56年ぶり学舎に

終戦直後の宝塚歌劇団に9年間だけあった「男子部」の元研究生が稽古(けいこ)に通った宝塚音楽学校の旧校舎(現・宝塚文化創造館)で23日、元研究生4人が56年ぶりに集うトークイベント「宝塚男子部が集う~半世紀ぶりに“音楽学校”へ」が開かれた。

 表舞台に立つことなく解散した“ヅカボーイ”が振り返る当時の思い出の数々に、約150人の参加者たちは笑ったり、時には涙を浮かべたりしながら聞き入った。

 男子部は歌劇の創始者・小林一三氏の発案で1945年12月に創設。25人が在籍したが、ファンや女子生徒の強い反発で、54年3月に解散した。

 イベントは男子部をテーマにした舞台「宝塚BOYS」の3回目の上演が8月から始まるのを前に、創造館の活用にもつながればと、市民グループ「宝塚文化を紹介する会」が企画。元研究生の永野喜也さん(78)(大阪市生野区)、福島亘さん(81)(神戸市中央区)、吉井孝明さん(81)(大阪市旭区)、鈴木繁男さん(78)(同)の4人が出席した。

 トークは、元宝塚歌劇団娘役トップで、今回の「宝塚BOYS」にも出演する初風諄(じゅん)さんらとともに当時の写真をスライドで紹介しながら進行。永野さんは「猿飛佐助」のミュージカルで全長約3メートルの猿の着ぐるみに入り、舞台に登場したエピソードを披露。公演中に着ぐるみごと転倒した際には「宝塚の大ゴリラ倒れる」と報道されたと語った。

 また、男子部解散が決まった時について、福島さんは「大劇場の大階段を下り、活躍する日を夢見ていたが、かなわず、落胆した」と回顧。その一方で「ほかの劇場でダンスを頑張っていくしかないと思い、踊りに明け暮れた人生の原点だった」と話した。

 その後、俳優になった吉井さんは「男子部が解散したことで、世界でも珍しい女性だけという今の歌劇団があると思う」と語った。最後に、参加者全員で「すみれの花咲く頃」を合唱し、締めくくった。

 鈴木さんは「校舎に足を踏み入れた瞬間、皆でコーラス練習に取り組んだ楽しい思い出がよみがえりました」と話していた。

(2010年5月24日09時58分 読売新聞)